水樹奈々 - 天空のカナリア[テイルズオブシンフォニア The Animation テセアラ編 VD-OP1][2009]
2009年10月28日発売。20枚目シングル[夢幻]収録曲。
最高位3位。自身通算3作目の、年間トップ100ランクインシングル。
2003年発表のゲーム[テイルズオブシンフォニア]を原作とする
オリジナルビデオアニメシリーズは、3シリーズあり、
テセアラ編は、第2シリーズになります。
ちなみに、アニメーション制作は[Fate][鬼滅の刃]で
高い技術力を見せつけた[ufotable]です。
テイルズシリーズで、アニメ化されたものは
[エターニア][ジアビス]に続き、3作品目です。
テイルズの公式チャンネルにて
[テイルズオブシンフォニア]のOVAシリーズが
順次配信されています。
公式チャンネル配信では通算の話数で数えられており、
[テセアラ編・第2話]ではなく[第6話]となっています。
この回から[天空のカナリア]がOPで使用されています。
恥ずかしながら、[天空のカナリア]の
OP映像を見たことがありませんでした。OVAの壁は高いです。
アニメ映像を一緒に聴くことで、
[天空のカナリア]の名曲ぶりを改めて知るのでした。
第6話が公開されたのは3月1日。
すぐに記事を出そうと思っていたものの、
おしてしまいました。
[天空のカナリア]を歌唱するのは、同作品のヒロインである
[コレット・ブルーネル]を演じる、声優水樹奈々。
2009年は、水樹奈々が紅白歌合戦に初出場した年です。
歌唱された[深愛]は名曲であって、名曲でしかありません。
曲名にリンクを乗せておきますので、改めて聴いてみてください。
さて。
[天空のカナリア]は、イントロから
もう、コレット・ブルーネルを表現していると言っていいでしょう。
ゲームをプレイした人なら、いきなり鳥肌モノの始まり方ではないでしょうか。
水樹奈々のゲームのキャリアの中でも、
トップクラスのビッグタイトルにあたるテイルズシリーズです。
どのキャラにも、水樹奈々の中には愛着はあれど、
コレット・ブルーネルへの思いは、特別なものがあると思います。
歌詞こそ、水樹奈々が書いているわけではありませんが、
歌唱には、非常にコレット・ブルーネルに向ける気持ちが全面に出ており、
歌手水樹奈々の表現力を、よく示しています。
それこそA面になっている[夢幻[WHITE ALBUM TV-OP2]]を
食ってしまっているとすら思えてきます。
オリジナルビデオアニメという、弱めのタイアップなことから
シングルA面では切られなかったと思うのですが、
楽曲だけで言うなら、十分にA面で通じます。
そして、この曲もまた[ヒメムラサキ]同様、
この[夢幻]にしか収録されていません。
こんな名曲を、なぜシングル収録のみで放ってしまうのか。
コレガワカラナイ。
いつか、アニメ・ゲームタイアップ作品をまとめた
ベストアルバムで、一斉回収をしてほしいものです。