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楽しく勉強をしよう!

成績を上げるのに一番大事なのは楽しんで勉強することです。確かに大変なこともありますが、少しでも勉強が楽しくなるように色々な情報をお伝えしていきたいと思います。

こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
 
 
あなたやあなたのお子さんは「自信」がありますか?
 
 
いきなり、こんなことを聞かれて「はい」と答えられる人は少ないのではないでしょうか?
 
 
私自身、どちらかというと、「いいえ」と答えてしまうことが多いと思います(^_^;
 
 
しかし、何かに対して自信を持つということはとても重要なことです。
 
 
自信を持つことでやる気が出て、行動が積極的になっていくからです。
 
 
自信を持っていれば、例え失敗したとしても、その失敗を一時的なものと考え、繰り返し失敗しないように、工夫し、努力することが出来ます。
 
 
しかし、自信がなければ、たった一度の失敗であったとしても、それを自分の能力の限界だと考え、それ以上の努力はムダと思い、それ以上の努力をしたくなくなります。
 
 
ですから、自信を持つということはとても重要なのです。
 
 
では、どうしたら自信を持つことができるのでしょうか?
 
 
一つは何度も口に出して言うことです。
 
 
「私はできる」「僕はできる」そんな言葉を呪文のようにとにかく何度も繰り返すことです。 
 
無理矢理信じ込もうとする必要はありません。
 
 
何十回、何百回と繰り返し口することで、自然とそういう気持ちになってきます。
 
 
二つ目は「出来たこと」に意識を向けることです。
 
 
小さなことでかまいません。自分が出来たことに意識を向けるのです。
 
 
例えばテストでそれが目標点に届かなかったとしても、正解をした部分に意識を向けるのです。
 
 
また、結果だけではなく、その過程にも意識を向けましょう。
 
 
テスト前に多少なりとも何らかの努力はしたはずです。
 
 
「普段は家では30分も勉強しないのに、3日前からは毎日3時間勉強した」
 
 
この「3時間勉強した」ことに意識を向けてください。
 
 
あるいは、親や先生などから褒められたこと、友達などから「ありがとう」と感謝されたことも思い出してみましょう。


日記やノートに自分が出来たことを書き出していくと良いでしょう。
 
 
意外と自分ができることが多いことに気づくと思います。
 
 
こうしたことの積み重ねが自信を深めていきます。
 
 
是非試してみてください(^^)

こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
 
 
あなたは「応用力」ってなんだと思いますか?
 
 
広辞苑によると「応用」とは「原理や知識を実際的な事柄に当てはめて利用すること」となっています。
 
 
学校の勉強に即して言えば、いくつかの知識をもとに、より複雑な問題を解く力と言えるでしょう。
 
 
では、どうしたら応用力を付けることが出来るのか?
 
 
その答えの一つが今回の「テストの花道」で紹介された「類推する力」です。
 
 
類推する力とは
 
 
・問題を理解し、
 
 
・自分の記憶や経験を検索して有用な経験や記憶を探し出し、
 
 
・それらを問題に対応させる
 
 
力です。
 
 
ここで特に重要なのが検索することです。
 
 
基本問題は解けても、応用問題を解けないこというのは、どの知識を使って問題を解いたらよいのかが分からないのです。
 
 
インターネットの検索で言えば、適当な検索語が見つからず、欲しい情報が手に入らない状態だと言えます。
 
 
では、どうしたらうまく検索ができるようになるのでしょうか?
 
 
それは色々な角度からものを見る訓練をすることです。
 
 
そうすることで、一方向だけでは気づかなかったことに気づけるようになります。
 
 
問題を色々な見方で見られるようになると、その問題を解くために必要な基本的な知識が何かを見つけやすくなるのです。
 
 
番組ではこの色々な見方をする訓練としてこんなゲームを紹介していました。
 
 
用意するものは一組20枚のカード。それぞれには適当な単語が書かれています。
 
 
その20枚のカードを共通点を見つけて、2枚以上を一組にして5組に分類します。
 
 
例えば、「富士山」「カッパ巻き」を「カッパ巻き=スシ」と考え、「日本を代表するもの」という共通点があるので一組にする、と言った風にです。
 
 
このゲームのミソは、この分類を1回で終えるのではなく、何度もやり直すということです。
 
 
回数が増えれば増えるほど、より違った見方をせざるを得なくなり、難しくなってきます。
 
 
番組ではチーム対抗にして、相手チームが見つけた分類も使ってはいけないという縛りをすることで難易度をより高めていました。
 
 
#実際にゲームをする時は、カードに書く単語もチームで分担するといいかもしれません。例えば2チームでするなら、10種類の単語を二組作り、一組を交換してゲームをすると言うようにです。
 
 
そして共通点を見つけるためのポイントを二つ紹介しています。
 
 
1.「と」「であるように」「である」で考える。
 
A、B、Cと言う三つの事柄について、まず二つのものの共通点を探ります。
 
 
 最初にAとBの共通点を『A「と」Bが○○「であるように」』と考えてみます。
 
 
続いて、Cにもその共通点がないかを考えてみます。これが『Cも○○「である」』の部分です。
 
 
例えば、「洋服」「携帯」「シャワー」があったとして、「洋服と携帯が(ハンガーに、電話を)かけるものであるようにシャワーも(水を)かけるものである」ということから、「かけるもの」と言う共通点を考えます。 
 
2.5W1Hを使う
 
 
よく作文を書く時に気をつけるように言われる5W1Hを使って考える方法です。
 
 
この場合、2種類に分けます。
 
 
一つは記憶を呼び覚ます質問、いつ(when)、どこで(where)、誰が(who)、どのようにして(how)を使うグループ。
 
 
もう一つはそのものごとの構造を考える質問、なぜ(why)、何を(what)、どのようにして(how)を使うグループです。
 
 
「水着」「鉛筆」「彫刻刀」という言葉があったとして、いつ使うかと言うことを考えてみます。
 
 
すると「水着」は水泳の授業で使う、「鉛筆」は授業のノートをとる時に使う、「彫刻刀」は美術の授業の時に使う、ということで「授業で使うもの」という共通点を見つけることが出来ます。
 
 
このゲームは段々と分類が増えるにつれて厳しくなり、どんどん屁理屈で分類するようになりますが(笑)固定的な見方をしないという意味では良い頭の訓練になるかと思います。
 
 
年齢にかかわらず遊べるゲームですので、家族でやるのも面白そうですね(^^)
 
 
普段の勉強においても、色々な見方をする訓練という意味では、特に数学で、色々な解き方をやってみることは良い訓練になります。
 
 
問題集を解いた時に、解答に載っていた解き方と、自分の解き方が違っていた場合、単に間違いとするのではなく、その解き方も正しいのか、先生等に確認してみてください。
 
 
問題集の解答の解き方と同時に自分の解き方と2種類の解き方を覚えることで、より理解を深められます。
 
 
ただ、答えが合っていれば解き方があっているとは限らないので気をつけましょう。逆に途中の計算が間違えているだけで、解き方自体は正しいと言うこともあります。
 
 
いずれにせよ、疑問点があったら先生などに聞いて疑問点を解決するのが一番です。単に覚えようとするより、分からなくて悩んだ後にその答えが分かると記憶に残りやすいのでお勧めです。
 
 
この色々な見方をするという力、社会に出てからも非常に役に立つ力です。
 
 
私自身、頭が硬いとよく言われましたので、痛感しています(^_^;
 
 
是非、試してみてください(^^)

こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
 
 
先日、目標を達成したところをイメージして、その時に感じる感情を味わうというお話しをしました。
 
 
しかし、人というのはまったく体験していないことを想像することはできません。
 
 
(体験していないことを想像するというのは、自分のそれまでの経験に照らし合わせて、似たような経験から類推したり、いくつかの経験を組み合わせて、想像しているのだと言えます)
 
 
ですから、目標を達成したところをイメージするには、それと同じようなことを経験する必要があるのです。
 
 
例えば、○○高校合格が目標であるなら、実際に○○高校に合格する体験が必要になるわけです....
 
 
と、そんなことができるわけないですね(笑)
 
 
そこで想像するための「材料」を集める必要があるわけです。
 
 
例えば、志望校に入学したら、どんな校舎のどんな教室で過ごすのか、どんな服装で通うのか、どんな部活があって、どんな活動をしているのか、校庭や体育館はどうなっているのか、どんな音が聞こえてくるのか、どんな匂いがするのか...
 
 
合格して、自分がその場にいたら感じるであろうことを、できるだけ色々と知ることによって、よりはっきりと五感に訴えた想像をすることが出来、より強くその時の感情を感じられるようになります。
 
 
そのために一番いいのは、実際に志望校を訪ねてみることです。
 
 
実際にその場に立てば、何を見て、何を聞いて、何が匂って、何を感じるのかがはっきりします。
 
 
ちょうど今頃の時期、私立の学校では個別相談会や説明会、あるいは複数の学校が集まった進学フェアといった合同説明会を開き始めています。
 
 
公立高校でも地域によっては合同説明会などを開いているところもあります。
 
 
志望校がはっきりしているのなら、直接その学校の説明会に行って、自分の目で色々見てくるのが一番です。
 
 
でも、まだはっきりしていなかったり、はっきりしていても色々な見聞を広めたいときは合同説明会に行って、色々な学校の話を聞いてみることをお勧めします。
 
 
漠然と、こんな学校というイメージしかなかったところでも、実際に話を聞いてみると、色々と興味が湧いてくると言うことも良くあります。
 
 
意外と、それまでまったく関心がなかった学校が自分にとって第一志望になるくらい面白そうだと感じることも良くあります。
 
 
#今となっては笑い話ですが、小学生の時、私は日本に大学というのは東京大学と筑波大学しかないものだと思っていました(^_^;(父方の田舎が茨城で、帰省の際につくば市を通っていたのです)
 
 
これは極端にしても、興味がないことの知識というのは持っていないものです。これまであまり高校受験について考えていないお子さんであればなおさらです。
 
 
合同説明会は生徒獲得に熱心な私立校に限られることが多いのですが、公立高校志望であっても、高校生活に関する情報を集めたり、併願校の情報を集めるのに役立つので、一度言ってみることをお勧めします。
 
 
中三生に限らず、中一、中二であっても参加可能な説明会もあります。
 
 
早い内から色々な学校のことを知れば、じっくりと志望校を決めることが出来ます。
 
 
土壇場になってしまうと、「行きたい学校」より「行ける学校」に目がいきがちです。
 
 
こうなってはモチベーションも上がりにくくなります。
 
 
早めに志望校が決まれば、それが現状から見るとギャップがあっても、より確実にそのギャップを埋めることが出来ます。
 
 
部活などで忙しいとは思いますが、学年にかかわらず、一度説明会にお子さんを誘ってみてください(^^)



#進研ゼミのベネッセが7/10(土)に東京の池袋で行う私立中学・高校の合同相談会の締め切りが明日6/21(月)12:00になっています。首都圏の方はいかれたらいかがでしょうか?
申し込みは下記のURLからできます。
http://benesse.jp/fair/