こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
あなたはこんな経験はないでしょうか？
今度旅行に北海道に旅行へ行きたいなぁと考えていると、町中で北海道旅行のパンフレットが以前より目につくようになったり、新聞や雑誌などでも以前より北海道に関する記事を目にするようになった。
車をそろそろ買い換えようと思い始めると、ちょくちょく車の販売店の前を通っているような気がしたり、本屋に行くと車関係の雑誌や本が以前より増えたように感じる。
これは人の脳の働きによるものです。
人は質問を与えられると、その答えを無意識に探し出そうとします。
脳は本来とても高性能なのですが、同時にナマケモノでもあります。
目で見たもの全てが、「見えている」訳ではないのです。
信号は目から送られても、脳がそれを見ようとしないと、「見えない」のです。
だから、普段は目に入っていたとしても、旅行のパンフレットや記事、自動車販売店や雑誌や書籍の存在に気が付かないのです。
しかし、質問が与えられると、その答えを探し出そうと無意識でも活動します。その結果、答えに関係しそうな情報の信号が目から脳に伝わると、それが「見える」ようになるのです。
これはどんなときでも同じです。
あなたは勉強をしないお子さんになんて言っていますか？
「なんで勉強しないの？」
こんな風に言っていませんか？
そんなときお子さんはなんと答えていますか？
「今日は忙しかったから」
「今日は眠かったから」
そんな風に言い訳をしてはいないでしょうか？
これは脳の働きからすれば、当然とも言えます。
「どうして勉強しないの？」と勉強をしない理由を聞いているのですから、お子さんの脳は勉強をしない理由を一生懸命探し始めるのです。
お子さんが勉強をしない時、一度こんな風に聞いてみてください。
「どうやったら勉強するようになると思う？」
こう問いかけることでお子さんの脳は勉強をするための方法を考え始めます。
もちろん、最初からこうはならないかもしれません。
けれども、何度も何度も繰り返し問をする間に段々とその答えを探すように変わってきます。
この考え方が習慣になってくると、少ない時間を融通する方法を自分で色々工夫するなど、勉強をするための方法を色々考えるようになっていきます。
ちょっとしたことですが、続けていれば段々と考え方が変わってきます。
是非、試してみてください(^^)
こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
あなたは「目標を達成するには目標を達成したところをイメージしなさい」と言う話を聞いたことはないでしょうか？
私もこのブログで何度か同じことを書いてきました。
では、なぜ目標を達成したところをイメージすると良いのでしょうか？
それは目標を達成した時の感情を味わうためです。
人の最も根源的な行動の源泉は感情です。
自分にとって心地よい感情を味わいたい、
あるいは不快な感情を味わいたくない。
これが本当の目的だと言えます。
例えば、「お金持ちになりたい」とか「○○さんと結婚したい」とか「□□へ旅行へ行きたい」という望みがあったとします。
けれども、その望みが叶った時、自分の思ったような感情を味わえなかったら本当に幸せだと言えるのでしょうか？
お金が使い切れないほどあったとしても、それでは目標を達成した気にはならないでしょう。
お金をたくさん欲しいということの本当の望みは、その結果得られる、「これでお金が足りなくなって困ることがない」という安心感だったり、「世界中旅行して知らないところを巡って、知らない人たちと話をしたい」というワクワク感だったりするのです。
ですから、目標を達成した時にどういう感情を味わっているのか、それをしっかり感じることで、目標を達成しようとする意欲を引き出すことができるのです。
逆に言えば、その人が望む感情を得られることを相手に実感してもらえば、そちらの方向に行動を誘導することができるのです。
人が望む感情というのは、人それぞれです。
ある人は多少のリスクを冒してもワクワクする感情を味わいたいと思いますし、別の人は安全なところでのんびりとした気持ちが心地よいと感じるのです。
あなたのお子さんはどのような感情を味わいたいと思っているのでしょうか？
あなたのお子さんはどんなことをするのが好きですか？
おなじ「高校合格」というのが目標であっても、その結果得たい感情はお子さんによってそれぞれのはずです。
例えば、人とは違ったユニークなことをするのが好きなお子さんであれば「ここの高校にはユニークな人たちがたくさん集まっているよ？こんな面白い部活があったりこんな珍しい行事があったりするよ」と言うことがモチベーションに繋がるかもしれません。
あるいは、のんびりと過ごすことが好きなお子さんであれば「ここの校風はとても穏やかで、先輩と後輩の中がとてもいいらしよ？あまり上下関係もうるさくないらしいし」と言ったことがモチベーションに繋がるかもしれません。
高校に合格することでお子さんが望む感情が得られることを実感してもらえば、お子さんのモチベーションは上がります。
＃ちなみに私の高校受験の時に得たい感情というのは、当時はそんな風に考えてはいませんが今にして思えば、中国語を第一外国語として勉強する高校へ入って人とは違った珍しい体験をしてワクワクしてみたいとか、都立で一番校庭が狭いと言われた高校に入って死ぬほど苦手な体育の授業の苦痛から逃れたいと言うことでした(^_^;
お子さんを励ます時、お子さんがどういう感情を味わうのが好きなのか、是非それを考えながら励ましてください(^^)
あなたは「目標を達成するには目標を達成したところをイメージしなさい」と言う話を聞いたことはないでしょうか？
私もこのブログで何度か同じことを書いてきました。
では、なぜ目標を達成したところをイメージすると良いのでしょうか？
それは目標を達成した時の感情を味わうためです。
人の最も根源的な行動の源泉は感情です。
自分にとって心地よい感情を味わいたい、
あるいは不快な感情を味わいたくない。
これが本当の目的だと言えます。
例えば、「お金持ちになりたい」とか「○○さんと結婚したい」とか「□□へ旅行へ行きたい」という望みがあったとします。
けれども、その望みが叶った時、自分の思ったような感情を味わえなかったら本当に幸せだと言えるのでしょうか？
お金が使い切れないほどあったとしても、それでは目標を達成した気にはならないでしょう。
お金をたくさん欲しいということの本当の望みは、その結果得られる、「これでお金が足りなくなって困ることがない」という安心感だったり、「世界中旅行して知らないところを巡って、知らない人たちと話をしたい」というワクワク感だったりするのです。
ですから、目標を達成した時にどういう感情を味わっているのか、それをしっかり感じることで、目標を達成しようとする意欲を引き出すことができるのです。
逆に言えば、その人が望む感情を得られることを相手に実感してもらえば、そちらの方向に行動を誘導することができるのです。
人が望む感情というのは、人それぞれです。
ある人は多少のリスクを冒してもワクワクする感情を味わいたいと思いますし、別の人は安全なところでのんびりとした気持ちが心地よいと感じるのです。
あなたのお子さんはどのような感情を味わいたいと思っているのでしょうか？
あなたのお子さんはどんなことをするのが好きですか？
おなじ「高校合格」というのが目標であっても、その結果得たい感情はお子さんによってそれぞれのはずです。
例えば、人とは違ったユニークなことをするのが好きなお子さんであれば「ここの高校にはユニークな人たちがたくさん集まっているよ？こんな面白い部活があったりこんな珍しい行事があったりするよ」と言うことがモチベーションに繋がるかもしれません。
あるいは、のんびりと過ごすことが好きなお子さんであれば「ここの校風はとても穏やかで、先輩と後輩の中がとてもいいらしよ？あまり上下関係もうるさくないらしいし」と言ったことがモチベーションに繋がるかもしれません。
高校に合格することでお子さんが望む感情が得られることを実感してもらえば、お子さんのモチベーションは上がります。
＃ちなみに私の高校受験の時に得たい感情というのは、当時はそんな風に考えてはいませんが今にして思えば、中国語を第一外国語として勉強する高校へ入って人とは違った珍しい体験をしてワクワクしてみたいとか、都立で一番校庭が狭いと言われた高校に入って死ぬほど苦手な体育の授業の苦痛から逃れたいと言うことでした(^_^;
お子さんを励ます時、お子さんがどういう感情を味わうのが好きなのか、是非それを考えながら励ましてください(^^)
こんにちは。学習アドバイザーの佐藤正治です(^^)
斎藤一人さんの「微差力」という本を読みました。
ほんの僅かの差が大きな差を生み出しているというお話しです。
例えば、流行っているラーメン店とお客の入らないラーメン店の違い。
一つ一つの違いを比べていけばそれ自体は大きな違いではありません。
お客さんに対する笑顔があるかないか、スープに使う調味料をどこまでこだわるか、お店の掃除をどれだけきちんとするか...このような僅かな差がいくつもいくつも重なって大きな差になっていく。
さらに道理にあった努力をしていれば、その僅かな差がそれ以上の大きな差として結果に帰ってくるとも書いてあります。
もし、努力してもあまり結果に表れてこないのであれば、それは努力の仕方が間違っているからだというのです。
これは勉強にも当てはまるのではないかと思います。
クラスに、学校に成績のいい子がいる。
ではその子が成績の良くない子と比べて特別頭がいいかというと、大抵の場合、差はないものです。
では、成績の良い悪いの差は何かというと、これまで積みあげてきた努力と努力の仕方の差です。
魔法ではありませんから、何もしないである日突然成績が良くなるということはあり得ません。
成績のよい子はそれまでにそれに見合った努力の積み重ねをしてきているのです。
「けど、あの子は全然勉強していないのに成績がいいんだ。やっぱり自分とは頭の出来が違うんだよ」という人がいるかもしれません。
では、本当に勉強していないかというと、実際には何らかの勉強をしているはずです。
ただ、そのやり方がその子にとって合っているので、比較的短時間でも十分効果が上がっているのです。
多重知性という考え方があります。知性というのは一種類ではなく、様々な種類のものがあり、その得意不得意は人によって異なると言うことです。
例えば、天才というと多くの人が思いつくであろう人物の一人にアインシュタインがいます。
彼は５歳くらいまであまり言葉を話さなかったということです。彼は言語的な知性は決して優れていなかったのだと言えます。
しかし、彼は視覚に関する知性は優れていて、視覚教育に力を入れていたギムナジウム(大体日本の中学高校に当たる学校)でその能力が磨かれたと言われています。
実際、相対性理論を発見したきっかけは、自分が光に乗って移動していることをイメージしたことだそうです。
自分の特性にあった方法で勉強をすれば、必ず成果は現れてきます。
模擬試験などは範囲が広いので、成果が出るだけの努力の蓄積の量が大きく、成果が現れるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、比較的範囲の狭い学校の定期テストや、あらかじめ範囲が予告されている授業中に行うミニテストなどは短期間に成果が出やすいと言えます。
中三生でもまだ部活が終わっていないので、なかなか勉強する時間が取れないかもしれません。
けれども、毎日３つ単語を余分に覚えるだけで、一ヶ月で90個余分に単語を覚えることが出来ます。
ほんの僅かな違いかもしれませんが、その僅かな違いの積み重ねが、７ヶ月後には大きな差になります。
睡眠時間を何時間も削ってまで勉強する必要はありません（それどころか逆効果ですから無理に睡眠時間を削っているなら止めましょう）
「そろそろ勉強止めようかな...」と思った時の、もうちょっとだけの努力。
私自身を含めて(^_^;大人も難しいのは確かですが、この小さな差が必ず大きな成果の違いをもたらしてくれます。
「そろそろ止めようかな？」
そう思ったら、一つ大きく背伸びをして深呼吸。
気分を入れ替えてもうちょっとだけ頑張ってみませんか？