狐につままれたようなチェックイン | 3年前のしこうの楽しみ

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不思議なこともあるものです。
これも巡り合わせでしょう。
今シーズン最後のスキーと思って宿泊先を取りました。
 

少し遠方でのバックカントリーです。
もちろんガイドツアーの予定でした。
しかも催行が決まったということを知って数日前に申し込みました
 

それなのにホテルでチェックインするくらいになって電話がかかってきました。
人数が減ってしまったため中止とのことでした。
悩ましいものです。
 

泊まる目的を失ったもののキャンセルできるタイミングでもありません。
最低催行人数分を支払えばやってはもらえることは確かです。
ただそれもピンとこないので受け入れることにしました。
 

当然事前に確認してスケジュール通り翌日の予報は晴れでした。
加えて雪の後で回復する理想的とも言える雰囲気でした。
ところが実際はそうではありませんでした。
 

夜の間は吹雪いている音が聞こえてきました。
なかなかの強風です。
そして朝目覚めるとあたり一面真っ白でした。
 

雲の中で視界が悪かったのです。
到底出かける気分になるようなものでもありませんでした。
風も止んでいませんでした。
 

そんなわけで半ば閉じ込められたかのように状態でした。
改めて天気予報を見ると午後にならないと回復しない様子でした。
寝る時点では一人で出かけることも考えていましたが視界不良は命取りになりかねません。
 

快晴にならないと雪面も緩まずそこまで楽しめそうもありませんでした。
ということでひとまず諦めることにしました。
こういう状況での無理は禁物です。
 

珍しくそんなタイミングに遭遇したのでした。
だからといって残念な感じがあるわけでもありません。
むしろこの空いた時間に対応すべきことが出てきました。
 

そのためにこの流れがあったのでしょうか。
余地ができたからこそすぐに動けたのはあります。
結果的にどうなるかは不明ですが最低限の防御はできた気分です。
 

何の計らいかは分かりませんが現状把握への意識がさらに高まったのでした。

谷 孝祐
2021.5.11