3度目のバックカントリー | 3年前のしこうの楽しみ

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天気予報は晴れでした。
それを確認してバックカントリースキーのツアーを予約しました。
3度目のことです。
 

ホームページに発表されていた行先に魅力がありました。
ちなみに今まで2回はほぼ同じ場所でした。
もちろんそこが悪いわけでもありません。
 

ただそれより山奥まで行けるものでした。
ちなみにある程度の経験がないと受け付けてもらえないコースでした。
標高差1600m滑れるということで楽しみにしていました。
 

しかし朝は雲がかかっていました。
前日の強風も少し残っていました。
ということでコンディションが疑われました。
 

とはいえ朝一のゴンドラでひとまず出発しました。
快晴も良いですが自分にとっては暑くなり過ぎないのはメリットです。
ともかく3時間くらい登る予定でした。
 

ほぼ雲の中を進んでいきました。
あまり急ではないのでお散歩気分でした。
体も歩き方に慣れてきたのかもしれません。
 

雪の中の今まで以上に雰囲気を味わえるようになってきました。
当然ながらそれは最高のクリアさを味わえます。
改めてこのアクティビテにおいては滑ることがオマケだと認識しました。
 

運休しているロープウェイの分を登ると青空が見えてきました。
そこは夏に自然園として観光客が訪れるフラットな場所です。
ただ当然ながらこの時期は歩いてきた人だけがやってきます。
 

だからなのか聖域のような雰囲気でした。
人の入らない高層湿原のようなイメージかもしれません。
でもなかなかの風がありました。
 

なので雲が出たり切れたりを繰り返しました。
この方が自然を感じやすいものです。
しかしそのまま登るリスクもあるし滑る場所も凍ってカリカリだとの予想でした。
 

そんなことからルート変更になりました。
当初ほどは標高を上げずに最後は同じ場所に出るコースです。
ただガイドさんも前から目星をつけていたけれど新規開拓とのことでした。
 

これはこれで冒険気分があって面白いものです。
滑走距離が短くなったとはいえ悪条件が功を奏したとも言えます。
そうはいっても標高差1200m程度はありました。
 

最初は雲が切れるのを待ってのエントリーでした。
南斜面で少し雪が緩んでいて思ったよりも良い状況でした。
そして雲の中を散策のように降りていきました。
 

快調に滑るというよりは下山という印象でしたがそれも満足感は高かったです。
バックカントリーでしか行くことのできない空間は本来の自然との共鳴が感じられるように思いました。
写真はエントリー場所の景色です。


谷 孝祐
2021.3.18