盲点に気づいたことを受けてさっそく試してみました。
スキーでのメタ認知の件です。
ちょうど良いタイミングだったとも言えます。
珍しく一緒に滑る人がいたのです。
誰かがいると自分のペースというわけにいきません。
それが後押しになったと思われます。
最初のうちは丁寧に確認しながら進めました。
とはいえこれは単なる技術的なものです。
つまり今まで通りの範囲のことです。
でもそこがベースであることは確かです。
そしてこれによって分かったことがありました。
このアクティブティ独特の認知をしていたのです。
当たり前と言えばそうです。
足裏の感覚を最重要視していたのでした。
だから自然にしていたらメタ認知に近づきにくいと理解できました
意識を向ける方向性が全く異なるのです。
完全ではないにしても逆とも言えます。
ちなみにメタ認知では少し上から自分を眺めるような感じです。
要は意識を物質的身体の上方に持っていくことになります。
ということでやり方を編み出さなければならない気分になってきま
単純にメタ認知をしようとしたら不具合が起きる可能性があるわけ
もしかしたら大事故になりかねません。
しかし基本から確認してみるとそれも大袈裟だと思えてきました。
あくまで主観的認知が足にいっているだけです。
なのでメタ側は自由とも言えます。
問題は足裏にフォーカスしすぎだということです。
もちろんそれを弱めるという発想ではありません。
その強度を保ちながら同時に広い意識を持つことが求められるわけ
ここまで整理してみるとできるようになる展望がとらえられました
そんなわけでひとまずこのアイデアに沿って試してみました。
ただ簡単にうまくいくものでもありません。
やはり動きの中で両立させるにはトレーニングが必要なようです。
でも少し扉が開いた体感はありました。
芽が出そうなくらいのものです。
これを着実に育ててみることにします。
谷 孝祐
2021.1.27