生まれ変わったような我が子のピアノ | 3年前のしこうの楽しみ

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1週間ぶりに家に帰ってきてのことです。
考えさせられることがありました。
それは子どものピアノにまつわることです。
 

ここ最近は発表会に向けての練習をしています。
ただ我が子にとってはそれなりに難しい曲です。
なぜだか先生の書き下ろしです。
 

今までの練習曲からしたらかなりのジャンプアップの印象です。
左手もまともに弾くようになるし手の位置も移動します。
まだ音階もやったことがありません。
 

いうならば伴奏にあわせて楽しく触る程度のことしかやってきていないのです。
だからいきなりまともに一人で弾くことになります。
そんなこともあってこちらはそこまで期待していませんでした。
 

ともかくうまくできなくとも可愛らしく本番ができればという感じでした。
しかし練習することは意味のあるものです。
思ったより着実にできるようになってきていました。
 

親としてもそれなりに教えていました。
これも実は先生の策略なのでしょうか。
そう思うくらい関わる流れになってしまっています。
 

実際に弾いてみせたりもしました。
ということで最低限の形にはなってきていました。
しかし先週出された課題がメトロノームに合わせることだったようです。
 

随分と要求レベルが上がりました。
楽しく弾いていれば細かいことは何でも良いというのとは大きく違ってきます。
そもそもテンポ通り演奏したこともありません。
 

いつだって気分通りです。
電話でそれを聞いた時はできるとも思っていませんでした。
その時点では入るところからできなくてストレスになっているとのことでした。
 

一緒にいる母親にとっては迷惑なことでしょう。
でも厳しく教えたとのことです。
通常だったらインナーチャイルドになるところかもしれません。
 

そのおかげか驚くほどできるようになっていました。
ちゃんとテンポキープしているのです。
本番に向けた練習というのは無意識的にマインドセットが変わるのでしょうか。
 

とにかくうまくレールを引くことの意義を感じたのでした。
さすがコーチングも学んでいる先生という気がしました。

谷 孝祐
2020.10.22