1週間ぶりに家に帰ってきてのことです。
考えさせられることがありました。
それは子どものピアノにまつわることです。
ここ最近は発表会に向けての練習をしています。
ただ我が子にとってはそれなりに難しい曲です。
なぜだか先生の書き下ろしです。
今までの練習曲からしたらかなりのジャンプアップの印象です。
左手もまともに弾くようになるし手の位置も移動します。
まだ音階もやったことがありません。
いうならば伴奏にあわせて楽しく触る程度のことしかやってきてい
だからいきなりまともに一人で弾くことになります。
そんなこともあってこちらはそこまで期待していませんでした。
ともかくうまくできなくとも可愛らしく本番ができればという感じ
しかし練習することは意味のあるものです。
思ったより着実にできるようになってきていました。
親としてもそれなりに教えていました。
これも実は先生の策略なのでしょうか。
そう思うくらい関わる流れになってしまっています。
実際に弾いてみせたりもしました。
ということで最低限の形にはなってきていました。
しかし先週出された課題がメトロノームに合わせることだったよう
随分と要求レベルが上がりました。
楽しく弾いていれば細かいことは何でも良いというのとは大きく違
そもそもテンポ通り演奏したこともありません。
いつだって気分通りです。
電話でそれを聞いた時はできるとも思っていませんでした。
その時点では入るところからできなくてストレスになっているとの
一緒にいる母親にとっては迷惑なことでしょう。
でも厳しく教えたとのことです。
通常だったらインナーチャイルドになるところかもしれません。
そのおかげか驚くほどできるようになっていました。
ちゃんとテンポキープしているのです。
本番に向けた練習というのは無意識的にマインドセットが変わるの
とにかくうまくレールを引くことの意義を感じたのでした。
さすがコーチングも学んでいる先生という気がしました。
谷 孝祐
2020.10.22