本当はうまくいかない状態がベース | 3年前のしこうの楽しみ

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先行きが見通しにくい状況は無意識的にストレスになりやすいのでしょうか。
もちろん人によって違うものでしょう。
個人的にはそこまでのもののようにも思っていません。
 

とはいえ今年はその性質が強いのも確かです。
それは来年のスケジュールを考える中で感じていました。
見えない要因がとらえきれず決められないことが出ていたのです。
 

これは久しく感じていないものでした。
だからといって無理な負荷をかけていたわけではありません。
でも意識上に課題として置かれ続けていました。
 

これはそれなりにエネルギーをかけている状態です。
結果的にそれがストレスになっていた可能性はあります。
ここ数日でスッと確定するとどことなく解放されたような体感がありました。
 

大概そうですがこういう時は悩み続けていたことが嘘のように晴れるものです。
決定できなかった理由が分からないほどの変化です。
自分がハンドリングできない要素の影響であることを認識していてもそんな感覚になります。
 

ある意味でこれは不一致かもしれません。
客観的に理解していることと潜在意識がズレることはよくあるものです。
定番とも言えるかもしれません。
 

そうはいっても世の中がここまで不確実にならなければ炙り出されなかったと推測します。
おかげで内面的課題がとらえられたわけです。
具体的にはまだまだ理想イメージが心象にあったことが自覚できました。
 

何の滞りもなく進められるペース感を思い描いているのです。
現実を受け入れて手放したはずのものがまだ残っていたわけです。
うまくいかないこともあるというニュアンスの前提にうまくいくことが強くあったわけです。
 

つまり思った通りにタスクが進むイメージがまだ力を持っていたわけです。
いわゆる期待でしょう。
当然ながら一般的にはそれに合わせて努力することも重要です。
 

できるだけ順調に事が運ぶように計画して準備することにも意味があります。
しかしそれは表面上の活動であり心理的に縛られる必要があるものではありません。
ということでここから手放すべきものが明確になりました。
 

というより認識や立ち位置を抜本的に変える必要がありそうです。
少なくとも無理をかけずに理想通りに進むことは極めて難しいことかと推測します。
そうであるなら紆余曲折があることが通常でしょう。
 

体験的にもこれは分かりきっていそうです。
なのに受け入れきていていないわけです。
流れに身を任せて完全に楽しめる状態になるべくうまくいかない状態を基本と据えることにします。

谷 孝祐
2020.10.14