久々のお店に行きました。
昨年ぶりでしょうか。
ただ個人的にはかなり昔の印象です。
そのくらい意識から外れていたわけです。
という意味で過去における日常の範囲のイメージでしょうか。
頻繁に通ったわけではありませんがその象徴のうちの一つだったよ
うなぎ屋といえばここという感じでした。
歴史のある問屋がやっているお店です。
それもあって額面上は高価でもリーズナブルな印象があります。
美味しいのは確かです。
それでもヴィーガン度が高まるにつれて足は遠のいていました。
とはいえ現在そうでないものの中で最も抵抗感なく食べられるのが
理由はよく分かりませんが体調的にダメージが少ないのです。
もちろんちゃんとこだわっている店だからというのはあるでしょう
臭みがないのは絶対条件です。
あえていうなら弊害は食後に表皮が脂っぽい体感になります。
ただそれは物理的なものでもなさそうです。
あまり心地よいものではありませんがそれ以外の実害はありません
そんなこともあって積極的にではなくとも食べても良い気分になる
今回は付き合い半分でした。
でも同時にそんなこともなければ体験しようとも思わないので有難
結果的に味覚の変化を認識することになりました。
やはり以前ほどの感動がないのです。
だからといって否定的になるわけでもありません。
普通に美味しいという感覚です。
これはこれでありという雰囲気です。
今の自分にとって費用対効果は下がっているもののそこも気になり
何だか不思議な気分でした。
満足するわけでもなく満足しないわけでもなくという様子です。
よりありのままの現実を見つめられている感覚でしょうか。
まあまあ都会のお店なので飼っておく水槽の水の問題が知覚された
確かに高級店らしいクセや嫌味はありませんでした。
でも田舎の水が良いところに比べて生命力が落ちている感じがした
ここは今までフォーカスしたことのない観点でした。
そして自分にとって水の重要度が高まっていることを自覚したので
元から重視はしてきたものの潜在意識における優先順位が変わった
谷 孝祐
2020.8.7