過去になったマンション生活 | 3年前のしこうの楽しみ

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今まで住んでいたマンションにいきました。
久々といえばそうかもしれませんが定期的なものでもあります。
そうしないとチラシなどが溜まってしまうためです。
 

手間とえいばそうでしょう。
ただ折を見て処理しなければなりません。
とはいえ管理人さんに頼むという方法もあるのでしょうか。
 

よく考えらたやってもらえるか聞いたことがないことに気づきました。
つまり自分でやらなければならないと思い込んでいたわけです。
そこまでの負荷でもないから考えもしなかったのはあります。
 

ともかく一度尋ねてみることにします。
それはさておきエントランスを入るとどことなく雰囲気が前回とは違っていました。
良くなったとか悪くなったという感じではないものの空気感が変わっていたのです。
 

少し不思議な印象でした。
もちろん最初は自分の変化がそう感じさせているのだと解釈しました。
しかし実際はそうとも言えないことが分かりました。
 

郵便受けを開けてチラシの山を順に確認していく中でのことです。
注意喚起のような案内が入っていました。
そこには住人の中にPCR検査陽性者が出たことが記載されていました。
 

これは個人的には想定していないことでした。
ただあり得ないことではないことは明らかです。
場所柄それなりにリスクが高いのは確かです。
 

何となくこれによって感染拡大が卑近にあることを実感しました。
それがあって対策強化がなされていたのでしょう。
よく見るとそのための張り紙が増えていたわけです。
 

加えてパブリックスペースの消毒が行われたようでその報告もありました。
だからどことなく無機質な清々しさがあったのかもしれません。
ちなみにもしそこに住み続けていたら自分もその渦中にいたことになります。
 

危機感を煽られたかもしれません。
正直なところ実際にそこにいたら自分がどう感じたのか今は推測もつきません。
まだ売却活動中ではあるもののそのくらい暮らす場所としてのイメージをすでに失っていることを自覚しました。
 

そしてこの体験は売れなかった場合に賃貸に出す選択肢を完全に消してくれました。
戻る可能性はなくとも持ってても良いという感覚が全くなくなって安売りになっても手放すという心持ちになったのです。
もちろんそこに論理性はありません。
 

単に自分にとっていらないものになったというだけのことです。
このプロセスに何か意味はあるのでしょうか。
どうであれすでに異なるステージにいることを確認したのでした。

谷 孝祐
2020.8.6