能力を生かすエッセンス122 | 3年前のしこうの楽しみ

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お腹の側面への知覚はいかがでしょうか。
次第に感じられる度合いが上がっていることかと思います。
腹斜筋に力を入れることはできたでしょうか。
 

こちらは人によってかなり違うはずです。
かなり難しいと感じたかもしれません。
意外にできたかもしれません。
 

いずれにせよやってみることに意味があります。
できたかどうかよりもそれによって変化した感覚をとらえようとしてみましょう。
その蓄積で知覚力が高まっていくものです。
 

さて腹部の最後にこのあたりの筋肉を確認しておきましょう。
まず一般に腹筋としてイメージされる腹直筋でしょう。
さすがに説明の必要もなさそうですが中央部にあるものです。
 

割れることで有名な誰もが知っている筋肉かもしれません。
背骨を前に曲げる時に働いているだけでなく内臓が下がるのを防いでいます。
下腹部のたるみなどが気になる場合はここを鍛えると良いようです
 

次に前回も触れている腹斜筋です。
正確には外腹斜筋と内腹斜筋があります。
名前の通り外腹斜筋は体の外側に肋骨から腹直筋や骨盤に向けてついています。
 

また内腹斜筋はその内側で反対方向に骨盤から肋骨に向けてついています。
動きとしては背骨を左右に曲げたり捻るときに働いています。
個人的に重視したい性質として内臓の位置を安定させる役割があります。
 

つまり想像よりも体の全体バランスに関係しているわけです。
当然ながら腹部側面のたるみが気になるならここを鍛えた方が良いことになります。
それだけでなく健康状態にも影響するわけです。
 

加えて排便を助ける働きもあります。
あとは腹横筋があります。
内腹斜筋のさらに深層に体の後ろ側から前側にある横方向のものです。
 

要はインナーマッスルです。
働きは概ね腹直筋や腹斜筋を下支えしているイメージかもしれません。
ちなみに横隔膜などと共に腹腔内圧を高めるときによく働いているようです。
 

これによって意識的な呼吸をしやすくしたり体幹の安定にも関与しているそうです。
結果的に瞑想の質にも影響するかもしれません。
姿勢が良くないとこのエリアの筋力は年齢と共に低下しやすいとのことです。
 

まずは歩く時に前後左右のバランスを意識しつつ必要があれば無理のない範囲でトレーニングも取り入れたいところでしょう。

谷 孝祐
2020.1.19