先週の後半のことです。
ちょっとした機会があり腸腰筋のストレッチを行いました。
どことなくその必要性を感じたためです。
ちなみにそれは腰椎から大腿骨につながり主に足をあげたり外旋するのに働きます。
大腰筋と腸骨筋および半数くらいの人しかないとされるサポート的な小腰筋からなる筋肉群です。
もちろん衰えた実感があったわけではありません。
しかし理想の状態にない気がしたのです。
なんとなく日課に近くなっている脚部のストレッチからのつながりかもしれません。
ここをもっと緩められる感じがしてきたわけです。
同時に多くの人も似たような状況かもっとよくないかという推測もされました。
実際にこの筋肉は骨盤内部を通っています。
つまり骨盤の動きにも関与しうると考えられます。
そうであるなら身体機能を超えて下丹田や下部チャクラとの関連もありえるでしょう。
なので必要に応じて誰かへのアドバイスにも転化していける展望も出てきたのでした。
端的には体から心にアプローチするためのポイントになる可能性をとらえたわけです。
ところが一般的な情報ではそのための良い方法が見当たりませんでした。
もちろん紹介はされていますがシンプルなものに限られていました。
個人的には目的を果たさない負荷だったわけです。
それだと最低限のレベルという印象でした。
インナーマッスルであるその筋肉に積極的に働きかける感じではなかったのです。
ということで何とか直接そこに刺激がいく方法がないものかと考えたのでした。
ハムストリングなどのストレッチと同じような実感が持てるやり方が知りたかったのです。
ここでヒントになりそうだと思ったのがヨガでした。
ということで関係しそうなポーズをいくつか教えてもらいました。
その中でこの部分の伸ばしにくさが浮き彫りになりました。
それなりに難しそうなポーズになってくるのです。
しかもそのポーズそのものよりも少し変えた方が効きが良い感覚でした。
いうならば動きの中の最も効果的なポイントであえて止まるイメージです。
そんなわけで世の中では自分が感じたほど重視されていない気もしました。
実際にヨガからもらえたエッセンスも多くはありません。
でもそれはブレイクスルーとなる示唆を与えてくれました。
正味1時間ほどだったでしょうか。
この目的だけにヨガをしていたからかさすがに緩んだのでしょう。
今までにない何とも表現しがたい怠さと軽さが得られたのでした。
次第に軽減しているものの未だにこれは残っています。
デトックスにもなったのかこの日は驚くくらいトイレも近くなりました。
ここからどう体が変わるのか観察していこうと思います。
谷 孝祐
2018.10.16