歩き方とギアのマッチング | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

日帰り登山をしてきました。
前回の縦走以来の山です。
再始動という感じでしょうか。

どことなくそんな気分でした。
歩く意識が変わったためでしょう。
やはり地下足袋での経験は大きかった気がします。

ということもあり今回はトレイルランのシューズを試しました。
ここ数年のスタイルに戻してみたわけです。
変化した歩き方でどのくらいの性能が感じられるかという興味でした。

どのくらい動きやすいのかどうかということです。
ちなみに以前はレスポンスや足裏感覚をとらえやすいイメージでした。
そして実際に意識したポイントはリラックスです。

できる限りエネルギーロスのないようにとも言い換えられます。
具体的には踵から足をつくようにすることです。
これが地下足袋での受け取りの一番大きな部分でした。

加えて肩の位置を注意しました。
骨盤に上半身がしっかり乗っている状態を目論んだわけです。
こうすることで肩だけでなく背中や喉も力が抜けやすくなります。

なのでペースは少しスローだったのかもしれません。
淡々と無理しないように進むような雰囲気でした。
より丁寧な歩きになったかと推測します。

こうなると気になるのはそこの厚さです。
やはり足を置いてから状況を知覚するまでのタイムラグがあるのです。
保護になる分だけ情報伝達が遅れるのです。

またインソールの微妙な凹凸も気になります。
自分の足にピッタリ合っていればそんなこともないのでしょうが既製品ではそうもいきません。
どことなくそれに足の置き方を矯正されるかのようです。

靴の重みも手伝って踵は浮き気味になるのです。
そんなわけで相当注意しないと思ったような足の置き方ができません。
さらに濡れているような場所では非常に滑りやすいのです。

結局のところ靴に合わせて足を運ばないとグリップがききません。
細かな処理も難しいものです。
結果的に一定レベル以上の丁寧さで進むには向いていないことが理解できました。

適切なギア選択は適宜変わっていくものだと感じたのでした。

谷 孝祐
2018.6.22