少し前のことです。
用事を済ませて新幹線に乗りました。
まだ昼下がりという時間帯です。
空いていてゆったり過ごせる雰囲気でした。
そんなことでのんびりとメールの返信をしたりしていました。
するといつしか頭が痛くなってきました。
おそらく乗ってから30分過ぎたくらいだと思います。
とはいえ珍しいことでもありません。
この区間では必ずというほどこうなります。
なので心づもりはありました。
しかしこの時は顕著でした。
ということで何もせずぼんやりと外を眺めることにしました。
悪化しないようにしたわけです。
そして以前よりも感じやすくなっているのかと理解しました。
ただどこか疑問が残りました。
なぜこれだけ人がいないのにそうなるのかという視点です。
その前提には混んでいるからこそ人の影響を受けやすくなるという発想がありました。
ともかくぼんやりとそこに意識が向かいつつも気づけば目的地間近になっていました。
数分後には駅に到着して空港に向かうリムジンバスに乗り換えました。
こちらも人はまばらでした。
全部で10人もいなかったと思います。
どこかこの日の新幹線と同じような状況でした。
そもそもバスだと酔いやすいためあまりすることもありません。
車窓の流れゆく景色をなんとなく見ていました。
ふと気づくと頭の痛さは軽減されていました。
そこで原因が混雑ではなく新幹線そのものにあったのではないかと閃きました。
そう考えないと辻褄が合わないわけです。
同時に具体的には電磁波が理由ではないかという仮説が立ちました。
新幹線とバスの違いは色々あるにせよ動力が全く異なる部分にフォーカスが当たったのでした。
すぐさまネット検索してみると予想は的中のようでした。
新幹線の情報は出てこないものの在来線で十分と思われる記事が見つかりました。
車内の場所にもよるようですが電子レンジの近くにいるよりもはるかに多い電磁波が検出されるとのことでした。
加えてあの箱型は逃げ道がなくドアが開くまで電磁波が充満するとのことでした。
確かに問題の区間は1時間半ほど途中停車がありません。
人の有無に関わらず見た目とは異なる負荷がかかったのでしょう。
あくまで仮説の域を完全には出ませんが意外に過酷な環境だったことを感じたのでした。
次回は意識的に対応を考えていこうと思います。
谷 孝祐
2018.4.10 17:44