くだんの勉強会のレジュメは結局前夜に終わりませんでした。
というよりあまりやらなかったというのが正確かもしれません。
それよりも食事を楽しむことを優先しました。
近所だけど足が遠のいていたお店に行ったのでした。
子どもがNGなので機会があまりなかったのです。
加えてラストオーダーが早まったことから懇親会などでも利用しにくくなっていました。
ちなみに我が子は渡航中は実家に預けています。
なのでこの日の夕方には連れられていったのでした。
これはなかなかない状況です。
そんなわけでそちらを優先したのでした。
もちろん出かける前に美味しいものを食べたいというのもありました。
海外に行く時は大概そう思うものです。
今回は食があまり期待できないことからなおさらだったのかもしれません。
要するに事前に満たすことを大切にしたわけです。
とはいえコース料理です。
当然ながら時間がかかりました。
また久々だからかシェフも力が入っていました。
当日の夕方に予約したのにそこから内容を組み立てくれたようでした。
量は少なめでお願いしたのに9品になってしまいました。
もちろん一皿のボリュームは抑えてありましたが本格的であることに変わりありません。
気楽に楽しむつもりが十二分に堪能した状況になりました。
ということでお酒は飲まなかったものの帰りも遅くなり眠くもなりました。
この時点で何も準備はできていません。
翌朝は朝8時に家を出るつもりです。
今までであれば当然のごとく全てを終えてから寝たことでしょう。
しかし先に寝て朝早く起きるという選択肢が思い浮かびました。
レジュメがあとどのくらいかかるかも確実には見積もれません。
それ以外に細々と済ませたいこともあります。
長期で家に誰もいなくなる時は最低限整えておきたいものです。
ただそのまま横になれば心地よいことは確かです。
ある意味において究極の選択でしょうか。
安全策かリスクテイクかという天秤です。
ここで気づいたことがありました。
いつもは不安の影響を受けていたのです。
計算が立たなければ先に眠ることはあり得ませんでした。
もちろん客観的にこれは堅実でしょう。
それでもうまくいかない可能性を考慮して対応していることには変わりありません。
そして信頼の欠如とも解釈できます。
なので為すがままに床についたのでした。
結局のところ自然に4時過ぎに目が覚めて完璧ではないものの問題は起きませんでした。
レジュメもひとまず完了しました。
今回のことでより潜在意識に委ねる感覚がとらえられた気がします。
谷 孝祐
2018.3.1 3:28