今年度は成塾を通じて自己成長について包括的にとらえてきています。
これは個人的にも再確認ができる良い機会になっています。
それも残すところあと一回になりました。
思えば長いような短いような気分です。
実際にそのどちらも並列に存在している気がします。
始まったのはつい昨日のことのようでありつつも密度の濃さがそう感じさせるのでしょう。
そして当然ながらこの期間は資料作成を意識していることになります。
その月の回が終われば次への準備が始まるわけです。
実働では話す時間の3倍くらいですがこれはあくまでパソコンに向かっている長さです。
そのためのスケジューリングも考慮にいれると意識のどこかには常にあるのかもしれません。
正直なところ予定通りにいくことはほぼありません。
だいたい皺寄せがきてしまうのです。
何が心理的抵抗があったのでしょうか。
自覚はありませんがその可能性は否定できません。
単純にタイトなスケジュールが理由かと思っていましたが意識を向けるとそうでない感じも受けました。
ということで向き合ってみるとその大変さが客観視できました。
主観的にはストレスには感じていないものの意外と負荷が強かったようです。
百科事典のハイライト版みたいなものなので確かにそうなのでしょう。
アウトプットするのにも白紙からの構造化が必要なわけです。
慣れてはいるものの情報処理量が多いのは確かです。
立体的で多次元とも言える世界観をうまく切り取るのはある種の技術なのかもしれません。
こう考えると難易度の高いことをやっているような気さえしてきます。
とにかくここへの自己認識の足りなさが無自覚の構造的抵抗を生んで遅れがちな状況につながっていたと推測します。
とはいえ予定の代替案第三くらいまでには終えていたので問題はありませんでした。
これでもおそらく一般的には順調という範囲なのでしょう。
概ね一週間前には完了できていました。
今後はこの気づきを生かしてより良い状態になっていければと思います。
さてその最後の準備となる今回は海外へ旅立つこともあり今までより早く取りかかることができました。
これが済めばパソコンを持っていかなくて済むわけです。
荷物を軽くしてリスクも減らせるのでそれに越したことはありません。
ただ旅立ちの数日前には諦めがちでした。
それが何で切り替わったのでしょうか。
自主的にやらないといけないという負荷をかけたわけではありません。
ふとやる気になって一気に仕上げられたのです。
実質時間は通常通りかかりましたがあまり負荷はありませんでした。
いわゆる時間が止まったような感覚とも違います。
あえて言うならありきたりの日常が過ぎたくらいの印象でしょうか。
面白いものです。
終えてみると不思議な体感覚が残りました。
くすぐったくて落ち着かないようなもの足りないような雰囲気です。
一体何なのか分かりませんがこれも変化なのでしょう。
なんだか記述されていない世界にきてしまった心持ちです。
こんな自己成長もあるのかと理解することにします。
谷 孝祐
2018.3.1 3:28