お膳立てされた楽器 | 3年前のしこうの楽しみ

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今年に入ってすぐのことです。
ある課題が浮上しました。
それは昨年秋くらいからチラチラ頭にはあったものです。

なので対応が遅れていたとも言えるかもしれません。
もちろん先延ばししている自覚はありませんでした。
理想を求めるなら進めようくらいの発想だったわけです。

つまり緊急性を感じていなかったわけです。
ただよく考えれば早い方が良いことも事実です。
最大限生かすにはリミットがすぐにくるわけです。

おそらくそれが一気に顕在化したのでしょう。
きっかけは年始に楽器屋に行ったことでした。
目的はピアノを見ることでした。

エジプトでの合唱もあるのでちょうど良いのがあれば買うのもありかと思っていました。
伴奏の練習に今は簡易的な電子ピアノしかないのです。
ただこれで問題があるわけでもありません。

同時に将来的には子どものためにもあるに越したことがないという心持ちでした。
そんなわけでとりあえず様子見というところでした。
そして大体の様子が分かりました。

加えて選択肢は絞られました。
問題は実際に家に入れられるかどうか確実ではないことです。
ということでまずはどの大きさまで可能か測りに来てくれることになりました。

ちなみにその日程は1月後半に差し掛かったあたりでした。
これが決定的にプロセスを進めたのでしょう。
思っていたよりもベストな選択が可能だということが明確になりました。

しかしそれは受注生産です。
約半年待たなければなりません。
それではカイロのための練習としては間に合いません。

この時点で何を優先するのかという状況になりました。
ベストな楽器か在庫がある範囲で選ぶかというところです。
そんなこともありその3日後にもう一度お店に行きました。

再度リアル感を持って弾き比べをしたかったわけです。
ところがこの時に意外な展開が待っていました。
お膳立てが整うとはこのことでしょうか。

展示用にその週にベストな機種が入ってくるけれどそれをそのまま出さずにまわしてくれるというのです。
通常であれば喜ぶところでしょうが想定外のスムーズさに何かにはめられたかのような気すらしたのでした。
こんな流れで答えは決まっているけれどそれを主体的に丁寧に扱う課題となりました。

面白いことにこれと向き合う中で卒業試験という言葉が浮かんできました。
これは何を意味しているのでしょうか。
少し考察していくことにします。

谷 孝祐
2018.1.30 21:12