睡眠にまつわる固定観念は何か見つかったでしょうか。
もしくは改善したものはあったでしょうか。
これは地道な作業でしょう。
ただその過程においても変化はあらわれてくるものです。
そしてその自覚を持つことは重要です。
なぜならそれが次につながる踏み台になっていくからです。
さて今回からは他の方法に視点をうつしましょう。
固定観念と向き合うのは正攻法というところでしょうか。
一方でもう少しざっくりした扱いも可能かもしれません。
丁寧さには欠けるかもしれませんがそれによって観念に気づくこともあるものです。
ということで併用で進めていくと良さそうな取り組みに当たるかと思います。
ちなみに基本的には行動を変えてみるというベクトルです。
同じルーティンの中ではブラインドができやすいものです。
あえてそれを外してみることで様々な知覚が生まれることはよくあることです。
この観点からすればとにかくいつもと違う行動をとることになります。
要するに睡眠にまつわるパターンを変えてみるということです。
とはいえ具体的に何から扱うかという問題があるかもしれません。
基本的には囚われが強いところから手をつけたいものです。
しかしそうなると人それぞれとなってしまいます。
もちろんこれは事実でもあります。
それでもある程度の共通性は見出せるかもしれません。
ここではそんな要素について触れていきたいと思います。
まずは極端なところからです。
もしこれが実行できるなら加速感があるものです。
大概は難しいと考えられますが可能な状況にある人は試してみる価値はあるでしょう。
それは睡眠に関連する時間について考えないというものです。
気の向くままおもむくままというイメージです。
なので眠くなったら寝るということになります。
当然ながら眠くならなければ寝ないということでもあります。
もちろん起床についても同じです。
目が覚めて起きたくなったら起きるということです。
同様に起きたくなければ起きないということでもあります。
シンプルといえばそうでしょう。
本当にこれができれば様々な気づきが生まれそうです。
しっかりモニタリングできれば自分のナチュラルな感覚の傾向性も見いだせるでしょう。
まさに自己理解が進むわけです。
思い切って3週間くらいできれば理想ですが休日1日だけでも良いかもしれません。
コントロールせずに観察すると面白い発見があるものです。
谷 孝祐
2018.1.28 21:58