睡魔の存在についての考察 | 3年前のしこうの楽しみ

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睡魔とはどのようなものでしょうか。
ふとこれについてあまり考えたことがないことに気づきました。
とはいえきっかけは単純です。

異常なほどに眠くなってきたのです。
それも運転中のことでした。
フライトの疲れがあったのでしょうか。

普通に考えればそれで済まされてしまうでしょう。
睡眠時間も短かったのでなおさらです。
ということであまり不思議にも思っていませんでした。

なので何とか眠気と戦いながら走り続けていました。
しかし次第に意識も朦朧としてきました。
ほんの少し蛇行気味になる時も出てきました。

そしてその時がやってきました。
一瞬寝入ってカーブの外側のラインを出てしまいました。
これには驚きました。

若かりし頃にはあったものの少なくともここ10年はなかった出来事です。
全く問題のない範囲ではありますがそれで目が覚めました。
面白かったのがその瞬間に憑き物が落ちたような感覚があったのです。

脳内に蓄積していた滞りがスッと塊で抜けて飛んでいったかのようでした。
その直後に頭がスッキリして正常に戻りました。
こんな体感覚は初めてでした。

ちなみにこの後は全く眠くならずに目的地に到着できました。
そういったわけであまりに自分の状態が変わったので睡魔について疑問が出てきたわけです。
今まではこれについては当然のごとく形容表現だととらえていました。

つまり魔に入り込まれたかのようにという意味合いです。
もちろん原因は疲労などといった現実的などこかにあってのことです。
ただ今回の体験では考え難いほどの変化が自分自身に起きました。

まさにそれが理由で眠かったのではないかと思うほどだったわけです。
むしろ寝不足はその呼び水かもしれないという雰囲気でした。
それくらいの実感が伴っていたのでした。

実際にはこれを検証しようもないでしょう。
ただ不可解な事故にはこれが関わっているのかもしれません。
そう考えると新たな視点が生まれてきます。

あえて願わないタイミングで眠くなった時はそのせいにしてしまう方法もあり得るというものです。
ちょっとだけこれを試してみると多少は効果がありそうでした。
いずれにせよ魔に入り込まれない状態になっていきたいものです。

谷 孝祐
2017.11.23 19:45