筋の通らないコンクールの夢から | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

なかなか象徴的な夢を見ました。
実際の記憶と似ているけれど違う部分があるものです。
そのメインとなるトピックは吹奏楽コンクールについてでした。

始まりは学校に着いた場面からでした。
何気ない日常のつもりで登校しました。
しかし到着するとふとコンクールの日だったと思い出しました。

そんなわけで音楽室へ向かいました。
どうやらここから場所に二重の意味合いがあったようです。
中に入るとそこはリハーサル室でした。

思い返せば知らない人だらけです。
ただその時は何も気になりませんでした。
自分自身は学生指揮者なのかみんなに指示を出していました。

やる気がないのかのんびりしていていてスムーズに進みません。
とはいえ表情は楽しそうです。
嫌々という雰囲気もありません。

結局大したウォーミングアップもできずに制限時間がきてしまいました。
そして次の学校が中に入ってきました。
この時点でこの場は音楽室に戻りました。

そこから各々がバラバラに体育館に向かいました。
校舎の階段を上ってそこに着くと今度はホールの入り口になっていました。
演奏中ですがこっそり中に入ることができました。

なぜだか客席の照明は明るいままでした。
お客さんはまばらに見えましたが空間があまりに広かったのかもしれません。
中央後方には母親と祖母が数列ずれて座っていました。

そのすぐ近くには高校時代の同級生がいました。
ふと自分の出演順がわからないことに気づきました。
なのでパンフレットを見せてもらおうと親のところへ行きました。

同時にブレザーを忘れたことに気づきその同級生に貸してもらえないか聞きました。
ですが演奏順が近いから無理だということが分かりました。
これで順番がわかった気でいました。

ところがそうではなかったようで何度もパンフレットを見返しました。
なぜか広告のようなものしか載っていません。
加えてどこにいつ集合するかも知りません。

そう思っているとステージ上の団体の演奏が終わり休憩に入りました。
これはイレギュラーなものだったようで自分たちのせいかとも思いました。
ここまでで夢は終わり目が覚めました。

起きてみると過去の何かが抜けていった体感がありました。
コンクールに対する強い想いの残骸だったのでしょうか。
どことなくもうこれには縛られないという心持ちになったのでした。

ここまで直接的な経験は初めてです。
面白いこともあるものだと思いました。

谷 孝祐
2017.11.15 7:52