新たな出会いの過去への光 | 3年前のしこうの楽しみ

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普段とは異なる食事の機会がありました。
初顔合わせとなる会食です。
一般的には珍しいことでもないかもしれません。

ただ個人的には滅多にないことです。
最初からディナーということは極めて稀なことです。
ご馳走いただくということでその中でもさらに希少な体験でした。

ある意味において大先輩にあたるので有難く受け取ったのでした。
それはさておきそんな出会いだからでしょうか。
何かの引き合わせでしょうか。

そこでの会話の内容も稀有な雰囲気でした。
夕食前に挨拶を交わしたところで感情の取扱説明書についての話題になりました。
まずはそれについて質問があるとのことでした。

線も引いて読んでくれている様子でした。
そして解釈が合っているかどうか尋ねられました。
その的確さにどことなく驚きました。

加えて理解しきれなかった部分についてもこちらが答えるとすぐに納得する様子でした。
どことなく対談と言っても良いレベルのやり取りになりました。
当然ながら只者ではない雰囲気でした。

お互いに無目的に引き合わされたにしては密度の濃い時間でした。
この流れはお店に入っても続きました。
ただトピックは個人的なことに移っていきました。

こちらに興味を持ってくれたのかバックヤードへ光が当たったのでした。
具体的には過去を思い出させられるような問いが与えられました。
今の自分を作り上げてきた要素を確認するようなことになったわけです。

考えたこともなかった場所に刺激がいくようでした。
そんなわけでお酒が進みつつも頭はクリアな状態が保たれました。
その中で明確に答えが出せない問題がありました。

いつからここまで物事が明瞭にとらえられるようになったのかという内容でした。
もちろん生まれながらと答えることもNGではありません。
一方でその自覚のある時期がないわけでもありません。

ところが具体的にいつかというと特定できないのです。
少なくとも突然ドラスティックに変わったことはありません。
何となくそのあたりが変化の時期だったという程度です。

なので回答はこのまま素直に伝えることで終えました。
しかし自分自身が腑に落ちない印象でした。
思い返せば全ての要素のような気もします。

連続する微細な変化の蓄積が今を作っているのでしょう。
とはいえその全てが並列というわけでもありません。
もう一度重要な転換点を意識化しておこうと思ったのでした。

谷 孝祐
2017.11.10 23:52