新時代のクレジットカード | 3年前のしこうの楽しみ

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1週間ほど前のことです。
この日は乗る機会の少ないエアラインの利用でした。
搭乗して少ししたら機内誌を読み始めました。

航空会社によって誌面の作りに違いがあって面白いものです。
どことなくそれぞれのセンスが表れている気がします。
そんなことを感じながら読み進めていくと目が奪われる記事がありました。

新しく出たクレジットカードの案内でした。
要するに記事広告のようなものです。
しかしそれは意外性のある情報でした。

正直なところ驚きました。
ある意味においてイノベーションとも言えそうです。
時代の変化を表していることは確かでしょう。

その世界からは否定的意見があってもおかしくないものです。
それはとある神社からのものでした。
しかもなかなか有名なところです。

もちろん歴史や伝統もあります。
東国三社のうちの1つなので訪れたことのある人も多いかもしれません。
そんなところが禁忌を破ったかのような印象です。

実際に禁止事項でもないでしょうがなぜかそういうインパクトでした。
とはいえ理由はどこか切実です。
式年大祭のための費用捻出が困難とのことでした。

このままいくと縮小せざるを得ないという状況だったようです。
その状態で飛び込んできたのが境内にマンションが建つという話だったそうです。
ちなみにこちらは京都の神社です。

世界遺産にも登録されている由緒正しいところです。
これに危機感を覚えて考えた策が提携カードとのことでした。
通常のカードであれば本人にポイントバックがあるのはよく知られたところです。

これが5000円分貯まるごとに自動的に寄付されるというのです。
経営者層を中心に広まっていると書いてありました。
なかなか興味深い発想です。

ドネーションの新たな形ととらえることもできるでしょう。
ポイントでどこかに寄付することは当然ながら可能ですがそれを発展させた雰囲気です。
どことなく神社への帰属度も高まりそうです。

それを有り難く感じる人もいるかもしれません。
いずれにせよ先入観に囚われず問題解決に向かう発想は受け取りたいものです。

谷 孝祐
2017.11.3 9:11