音楽の魔力への知覚 | 3年前のしこうの楽しみ

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久々に楽器屋に行きました。
いつぶりか分かりません。
少なくとも7年くらいは足を運んでいなかったと思います。

意図したわけでもなく自然と音楽との関わりが減っていたことを自覚します。
今回の目的は合唱練習で使うためのキーボードを買うためでした。
実際にコーラスで利用されているものか分かりませんが吹奏楽ではスタンダードなものです。

それなりに活動している学校であれば通常置いてあるものです。
もちろんこれでなければならなかったわけでもありません。
ただ色々調べてみてもより良いものが見つかりませんでした。

個人的に最重要である機能がついているものがなかったのです。
ということで昔顔なじみだった営業の人に連絡を取ったのでした。
するとピアノ売場に移動になってるということで新しい担当を紹介してくれました。

ついでに電子ピアノで同程度の機能のものはないのか尋ねましたがやはりないようでした。
そんなわけであまり迷う余地もなく決定になったのでした。
そしてお店を訪れました。

その売場は管楽器の階でした。
予期していませんでしたが当然のこととも言えるでしょう。
管楽の練習に主に用いられるキーボードなわけです。

とういうことで過去には自分の生活の中にあった様々な楽器を目の当たりにすることになったのでした。
さらに担当の人が他を接客中ということでしばらく待つことになりボンヤリ眺める時間ができました。
これが刺激になったのかもしれません。

なんとも言えない感覚が出てきました。
同時にどことなく楽器を買いたい気にもなってきます。
新品を買い直せばホルンをリスタートしたくなるかもという発想も出てきました。

音楽をしたいという欲求はないもののそちらに引き寄せられている雰囲気でした。
こんなことから音楽を好きな自分を認識しました。
再確認のようなものでもありますがその質は別次元のものでした。

純度が高まってシンプルになったイメージです。
しかし音楽は身を滅ぼすという想いも出てきました。
その魅力に取り憑かれると生きる上でのバランスを欠くリスクを感じたわけです。

こうして自己の統合できていない領域が見つかりました。
やはり没頭していたものほど心の深くに影響しているものだと思います。
向き合って音楽との距離感を取り直していくこととします。

未だ受け取りきれていないものがあるのかもしれません。

谷 孝祐
2017.10.21 10:32