初心者の多い合唱団のゆくえ | 3年前のしこうの楽しみ

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エジプトでの合唱の企画が本格的に動き始めました。
2回目の練習を終え導入部を終えたと言えるでしょうか。
とりあえずみんなで歌ってみるところまでいきました。

初回はお互いを知ってパート分けをするのでほとんど終わった印象です。
なので今回がちゃんとした練習の始まりともとらえられます。
そんなわけでウォーミングアップのメニューから入りました。

ただこれは自分も一緒に参加しつつという様子でした。
かなり積極的に合唱をやっている方がメンバーにいるのです。
この部分はその人にお任せしました。

慣れている様子でなかなか助かるところでした。
声楽については自分は専門ではないのでその世界の常識を垣間見ることができました。
器楽との共通点と共に立ち位置の違いが面白くもありました。

今まで何度となく合唱団の伴奏をすることもありましたがズレる要因が理解できた印象でした。
それはさておきレクチャーは見事なものでした。
経験がものをいうのか教えるのもかなり上手でした。

ということでほぼ初心者の集団もうまくまとまっていけそうな予感がありました。
それにしても内面の癒しが進んでいるからでしょうか。
一見子どもじみた取り組みも抵抗感なくできていました。

これは通常は大きなハードルになりうるものです。
結果的に飲み込みが早い気がしました。
少なくともやってみる段階はスムーズにクリアできました。

そしていよいよ歌の練習に入りました。
まずはパートごとに音取りをして最後に合わせました。
こちらも難なく終えたというところでしょうか。

もちろん課題は山積ですがここから約5ヶ月後の本番をイメージできる雰囲気でした。
とはいえ最大のネックは基礎力でしょう。
特に重要な腹式呼吸の安定感やリラックス状態をどこまで高められるかが懸念でもあります。

同時に演奏に求められるこれらの基本は一般よりも明らかに高いレベルのものであることも認識できました。
広いホールとなるとこういう部分の誤魔化しはききません。
どんなに上手に歌えても声量で見劣りしてしまいます。

人数も多くはないのでなおさらでしょう。
そういったこともあり成長プロセスを加速する方法を考える必要が出てきたのでした。
春までなかなか刺激的なチャレンジになりそうです。

無理せず楽しみながらベストを尽くしていくことにします。

谷 孝祐
2017.10.10 8:37