移動感覚へのある考察 | 3年前のしこうの楽しみ

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ある人に「移動が多くて大変ですね」と言われました。
軽い会話なので「そうですね」と答えた程度で終わりました。
しかし主観的にはあまりそう思っていません。

とはいえ振り返れば移動続きの人生のようでもあります。
そんなわけで珍しく確認してみることにしました。
一定期間内での移動を数えてみることはほぼありません。

なのでスケジュールを見返してみようという気になったわけです。
するとそう言われるのも理解できる状況でした。
この6月7月の航空機利用回数は18回になります。

そのうち同日乗り継ぎは1回のみなので61日中17日は飛行機に乗ってることになります。
概ね週に2日程度という感じです。
これが多いかどうかは評価者の主観次第というところでしょう。

例えばもっと頻繁に東京と大阪を往復している人はいそうです。
ただおそらく平均よりはかなり上かもしれません。
個人的には思っているより頻度が高く感じました。

そして宿泊を伴った車での移動は7回です。
この2ヶ月の走行距離を確認するのはちょっと手間なので省きます。
ちなみに車は1年間で2万km以上走ることが通常です。

こうやって見つめてみると落ち着きのない人のようでもあります。
風来坊のようなものでしょうか。
確かに自分が今どこにいるのかそこまで意識していません。

どこにいてもそんなに変わらない日常の範囲内な訳です。
そういった感覚だからこそ無理なくこの生活が続いているのでしょう。
とはいえもちろん最初からそうだったわけではありません。

子どもの頃から一人旅をしていたのはベースでしょうが当時は違う世界へ出かける感覚でした。
学生の頃になると車での遠出は普通になりました。
ただそれでも200km圏内くらいのものでした。

このように思い返しているとふと個々によって生活圏が異なるのだろうという視点が生まれました。
その人によって日常の範囲に当たるエリアがあるということです。
そしてその中であれば移動ととらえる度合いが低いのかもしれません。

自分自身はいつしか生活圏が拡大していたのでしょう。
だからこれだけ移動していてもその認識が薄いと考えられます。
体験と慣れから起こる感覚の変化は面白いものです。

もう少しこの視点で観察してみようと思います。

谷 孝祐
2017.7.26 16:48