覚醒の第三十四歩 | 3年前のしこうの楽しみ

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気がつけば数ヶ月空いてしまいましたが覚醒にまつわる話題を再開することとします。
時間感覚を高めるタームですがいよいよ本番というところでしょうか。
今回のテーマは裏拍です。

拍の裏側をとらえるといいイメージでしょうか。
これをトレーニングすることで拍を細分化する感覚につながります。
それは時間を細かくとらえることと同じです。

なので結果的に意識を維持する練習にもなります。
これは無意識になる時間を減らすことになるでしょう。
ということで知覚するものも増えるかもしれません。

それによって自己理解や世界への認識が進むということです。
さて具体的な方法です。
まずは予備練習から始めます。

時計の秒針に合わせて秒を数えながら間に「ト」と言ってみましょう。
「1ト2ト3ト・・・」という具合です。
「60ト」までいったらまた1に戻ります。

なので「ト」はだいたい0.5秒のところにきます。
これが裏拍にあたります。
慣れてきて気楽にできるようになったらいよいよ本番です。

秒針に合わせて秒を数えずに裏拍だけ言ってみましょう。
予備練習の数字をなくして「ト」だけ言うということです。
5から10分程度できるようになるのが目標です。

またこれをやりながら感情や感覚の変化をとらえようとしましょう。
これは結果的にクリアリングを進めます。
加えて人によっては視界が変化することもあるでしょう。

周りが明るく見えたり微細な色の違いを認識できたりという方向性です。
場合によっては体調が変わっていくのも感じられる人もいるかもしれません。
これによって整えるような力がかかるためです。

いずれにせよ何らかの変化が知覚できたらうまくいっています。
もし余裕が出てきたら「ト」の位置を少し前後にズラしてみましょう。
0.4秒とか0.6秒とかにしてみるということです。

微妙なズレ感が異なる刺激を生み出すことが実感できることと思います。

谷 孝祐
2017.7.25 9:36