意外な修学旅行トラウマ | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

沖縄についての課題が発見されたので見つめてみました。
高校の修学旅行での反応はどこか覚えていながらも遠い過去のことになっていました。
少なくとも同様の感覚は起きないので取り扱う対象になりませんでした。

なので単なる思い出レベルのものと解釈していました。
そうはいっても完全にクリアになったわけではなかったのでしょう。
あくまで行き慣れて受け入れられたということだったのかもしれません。

そして回数が重なるとともにその良さも感じるようになってきました。
今や主観的にはなかなか豊かな場所というイメージに変わっています。
しかし潜在意識の中には当時の反応の残骸が存在し続けていたのかもしれません。

顕在化しないレベルでそれが影響を与えていた可能性もあるでしょう。
思い返せばある種の拒否反応のようなものがあったのです。
初めて到着した瞬間の湿気と暑さは自分にとっては受け入れ難いものでした。

これは改めて比較すると感覚的には人生一番のものだったのかもしれません。
もともと南国に興味がなかったのです。
北方志向というか関東地方より寒いエリアの方が好きでした。

そんなわけで一番行きたいのは北海道でした。
実際に大学進学もその方向を検討したほどです。
それなのに強制的に連れていかれたわけです。

しかも平和学習ということで沖縄戦関連の場所を巡ったのでした。
その時の楽しかったことは最終日の伊江島でのサイクリング自由行動くらいでした。
バスで一緒に集団行動することから解放された気分も手伝ったのでしょう。

同時に島の空気感が戦争と向き合うことで受けた影響を洗い流してくれたのかもしれません。
実は明確に覚えているのはこの体験くらいです。
あとはこの前夜に泊まったホテルくらいなものです。

他の部分はその場所へ行ったことがデータとして記憶されているだけで映像が残っていません。
よく考えればそのくらい見たくないものだったのでしょう。
これではトラウマになったのと同レベルです。

ということで改めてそれを掘り起こして処理する必要性が実感できました。
何がそこまでの反応を生み出したのか探し出してクリアリングしようと思います。
またその中にある受け取り損なっているものも自分のものにしようと試みます。

ここまで絞られると少し緩んだ感じとともに体感覚的に固まったものが実感できたのでした。

谷 孝祐
2017.6.17 10:54