覚醒の第三十三歩 | 3年前のしこうの楽しみ

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時間感覚を磨く上で2秒や3秒をとらえることは重要です。
なぜならそれらが基礎になるからです。
この感覚が身につけばあとは積み上げるのみです。

しかしこれらも人によっては案外簡単ではないのかもしれません。
時間を細かく区切って意識し続けることが難しいこともあるものです。
これには集中力がいるでしょう。

当然ながら意識を保つ必要もあります。
そういうわけで結果的に無意識にならない練習になるわけです。
ところがそれは同時に自分の内面と向き合うことも意味します。

しっかり意識できたのであれば感情や反応が出てきやすいということです。
そしてそれらに翻弄されやすい状態になっていきます。
それでも数えることを維持し続けられるかは個人差があります。

もちろんすでにクリアな状態であれば慣れの問題です。
一方で滞りがあればそれだけブレやすくなります。
いつの間にか数え間違えたりやめたくなったりするのです。

ただこういう時ほど耐えるべきとも言えます。
ストレスがかかることはもちろんですがこれ自体がクリアリングになるためです。
出てきている想いを横目に置きつつ数え続けられれば感じきることになるわけです。

ちなみにこれは真っ向勝負せずに対象と向き合う感覚につながります。
なので仕事などをしつつ内面の課題を扱う感覚にも通じます。
2秒や3秒はそこに強制的に向かわせてくれるのです。

これが4秒になると様子が少し変わります。
単純な違いのようでありつつも難易度が上がります。
数え間違いが起きやすくなるのです。

無意識になりやすくなるのです。
ということで比較するとよりカウントすることに主体的な関わりが求められます。
実際にはほんの少しの違いです。

それでも4という数字が鬼門になるのでしょうか。
ここでどこか不安定になりやすいのです。
そこでブレが生まれやすいのです。

そんな実感が持てれば自分が無意識になっている時間に気づきやすくなることでしょう。

谷 孝祐
2017.4.14 11:53