覚醒の第三十一歩 | 3年前のしこうの楽しみ

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覚醒の本質は感覚を磨くことにあります。
ではどのような分野から始めるのが良いのでしょうか。
それは様々なケースがあるでしょう。

しかし時間感覚を高めることはいずれにせよ重要です。
なぜならそれは意識を持続させることにつながるからです。
つまり無意識になってしまう時間を減らすことに寄与するということです。

ただその中でどこから手をつければ良いのでしょうか。
極論は身につけばどうでも良い話です。
1分の感覚からトライするものありでしょう。

もちろん1時間からでも構いません。
とはいえこういった単位は案外難しいものです。
目隠しして1時間経った時に言い当てるのは至難の技かもしれません。

チャレンジすれば分かりますがトレーニングしたことがなければ困難です。
それくらい時間を的確にとらえることは容易ではありません。
おそらく元々の人間の感覚にはないものとも考えられます。

元来は天体の運行に共鳴するように時間をとらえていたわけです。
実際にそういった時代の方が長いと思われます。
ということで基本から入るのが得策でしょう。

何が基本かという議論はさておき1秒の感覚は基準になります。
これは経験的な示唆です。
あえて理屈をつけるのなら比較的ずれにくく認識しやすいことにあります。

またそれを意識しようとするなら無意識になる暇がないわけです。
そんなわけでトレーニングには最適な単位だと考えます。
その上で実際に何を行えば良いのでしょうか。

この答えはいたってシンプルです。
時計の秒針とともに60をカウントするだけです。
これがある一定時間続けられれば自然と身につくでしょう。

練習段階では3分できれば十分かもしれません。
そこからストレッチして30分までのばせればかなりの域に達します。
もしリラックスしてできたならそれだけである種の瞑想とも言えそうです。

そのためには楽しみながら行うことも必要でしょう。
修行にならず遊び感覚で取り入れていけばいつしか集中力がついてくるはずです。

谷 孝祐
2017.2.11 23:52