転倒から気づいた体の反応 | 3年前のしこうの楽しみ

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先日のスキーでのことです。
珍しく転んで左肩をぶつけたのでした。
ちなみに大したことのない緩斜面でした。

人が多かったのでゆっくり避けながらおりている時のことでした。
なので真面目に滑っているというわけでもありません。
スピードも全く出ていませんでした。

しかし雪面が少しボコボコしていたのか左の外側のエッジが引っかかったのでした。
とはいえこれだけではバランスを崩す要因にはなりません。
どうやら背負っている子どもがちょうど左に傾いたようでした。

同時に2つの力がかかったわけです。
そんなわけで不意打ちのように左側に倒れてしまったのでした。
とはいえちょこっと転んだだけです。

もちろん気にするようなほどのこともなくすぐに立ち上がりました。
ところがこれは案外ダメージが大きかったようでした。
受け身も取れていなく雪面が固めだったからでしょう。

結果的に地面に打ち付けられたような状態になってしまったようです。
ということで左腕をあげようとすると痛みがありました。
そして翌日になると左肩周辺の筋肉が硬直していました。

思ったよりも簡単には治らない感じでした。
仕方ないのでしっかり意識して改善を試みるようにしました。
無理をかけないようにしつつぶつけたあたりの感覚を認識し続けたわけです。

同時に体の反対側から受けた力が抜けていく意図も持ちました。
そんな感じで3日ほど過ごしているとほぼ正常に戻りました。
今はあと少しの違和感が残る程度です。

それにしてもこの体験からある視点がうまれました。
それは体は外から受けたエネルギーを蓄積して不具合を起こしうるというものです。
今回でいうなら雪面にぶつかった時の力を筋肉が溜め込んでしまったイメージです。

その結果として硬直や痛みが起きるということです。
だからこそエネルギーを抜くことで改善が得られるのでしょう。
そうであるならもう少し早く良くなれた展望もありそうです。

また転ばなくても日常的にこのようなことは起きていて凝りを誘発していることでしょう。
もっと微細なレベルでもこの視点で意識していきたいものです。

谷 孝祐
2017.1.10 11:23