今シーズン初のスキーにいってきました。
やっとこの時期がやってきたというところでしょうか。
とはいえ待ち望んだというほどでもありません。
昔とは変わったものだと思います。
それでも行きの道では微妙にテンションが上がってくるようでした。
面白いのはお腹の底からその感覚がやってくることです。
これは初めての体感でした。
なので一般的なテンションとは異なるのかもしれません。
より自分の深い部分に意味があるということなのでしょうか。
こんなことを考えているとふと自覚できたことがありました。
どうやらこれはスキーに対するものではないようです。
では何に対してなのかというとその風景や環境にあるようです。
もしくはその土地の磁場なのかもしれません。
思い返せば他のエリアへ行く時はここまででもなかった気がします。
実際にこの地ではあえて滑らないで過ごす日があったります。
そしてこれは個人的には好きなことの中の1つです。
別の場所ではそんなことはありません。
なのでこの地域に反応しているという方が妥当なのでしょう。
ということでちょっとした自己理解が進んだのでした。
それはさておきゲレンデに出ると今回も自分自身の変化を感じました。
そんな意味でスキーは定点観測になっているかもしれません。
雪面に立てば昨シーズンの延長の感覚になったのです。
これまた初めてのことで新しい気分でした。
つまりオフのブランクを全く感じないイメージです。
あえていうなら2週間ぶりのスキーと同じくらいの様子でしょうか。
昨春の最後に受けたレッスンがそのままいきている実感がありました。
感覚がより維持されやすくなっているのでしょうか。
もちろんそれもあるでしょう。
ただ毎月のように登山をしたことも影響していそうです。
実際に滑りながら脚部の動きの似ている部分がとらえられました。
結果的に同じ意識状態でスキーができるようでした。
今回は軽くアップ程度でしたが今シーズンはここからさらに感性を磨いていきたいと思います。
谷 孝祐
2017.1.7 21:18