ありきたりですが今年の抱負に意識を向けてみました。
決めるというよりはぼんやりと挙げてみようという程度の心持ちでした。
それでも潜在意識での情報整理が進むのでしょうか。
並列的にいくつかの流れが知覚できました。
分かりやすいものでは大学院がらみでしょうか。
昨年は立ち位置が定まらずに影響を受けすぎた時期もありました。
しかし年を越したらさらに距離をおいてとらえられるようになったようです。
そして流れに任せるままの入学で目的が明確でなかったことが原因だと思いました。
なぜこういった基本が欠落していたのか疑問です。
流れに乗る時点ではそれも仕方ありませんが1年以上その状態だったのは不本意でしょう。
当たり前のことほどブラインドになりやすいこともあるものだと実感します。
ということで自分にとっての大学院の意義を見出すことが急務になったのでした。
ただそうなるとスムーズなのが面白いものです。
思考の連鎖を見つめているうちに答えが浮き彫りになってきました。
ここまでの体験から整合性のある軸が見えてくるわけです。
それは端的に表現するならここからの人生でやりたいことを顕在的に定義することのようです。
今までとは違う世界を多角的に垣間見ることでそれがしやすくなるのでしょう。
それと共に既存の枠組みの限界に対する認識が気分的な推進力になっているようです。
だからといって何かが変わるわけでもありません。
方向性はここまでの10年と変わらずにコミットメントが強まるイメージです。
とはいえこれは重要な変化なのかもしれません。
少なくとも修了までに与えられるものを全て受け取っていこうと思います。
違った流れはもう少し定住傾向に向かうのではないかというものです。
大学院は半ば強制的にそれを押し付けてきていますがそれだけではないようです。
年末の大掃除で自宅としての認識が強まったことも関係していそうです。
結果的に移動は減らないかもしれません。
それでも心理的な放浪生活者からある意味で帰属先の決まった存在への移行になるでしょう。
ある意味においてこれは新たな自己認識となっていくのかもしれません。
なぜその変化に向かっているのかは理解できませんが行方を見守ることとします。
もう一つは状態のケアをより精緻に行おうというものです。
年齢からなのかさらなる鍛錬への欲求なのかこれは昨年から気になりだした課題です。
今までより日常的にトレーニングを増やしたい感覚です。
もしかしたら次の段階への状態変化が必要なのかもしれません。
珍しく年末年始に体調を崩しているのもそこへ向かわせるメッセージともとらえられます。
まずは無理のない範囲で取り組んでいこうと思います。
こんな感じで並べてみると2017年は在り所のベースが移動しきる印象です。
なのでそれを意識に入れて一つ一つ積み上げていくこととします。
谷 孝祐
2017.1.3 12:48