今生の印象的な体験29 | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

横浜に住んでいた頃について飛び降りる危険な遊びのほかにも印象に残っているものがいくつかあります。
そのうちの一番は近くの森に出かけたことでした。
歩いて少し行ったところにちょっとした自然があったのです。

その場所は今思えばあまり良いところではありません。
川が流れていたのですが決してきれいとは言えませんでした。
泡が浮いていたりゴミが流れていたりという状況でした。

時期によっては異臭を放っていることすらありました。
どこからの情報かは分かりませんが水銀が流れているから水に入ってはいけないという話も聞きました。
そんな様子なので快適な場所というイメージではありませんでした。

今ではその森はもうなくなってしまっているかもしれません。
しかしなぜだか魅力を感じていたのでした。
今になって振り返ればその先がどこにつながっているのか分からないということがイマジネーションを刺激したのかもしれません。

そこで遊ぶ友達は誰一人として森の反対側がどこに出るのか知りませんでした。
そんなこともあって違う世界の入り口のように感じていたわけです。
それは宇宙なのか地獄なのか死後の世界なのかという推測でした。

怖さ半分興味半分というところだったわけです。
ちなみに道も整備されていなく大人もほとんど通らない場所でした。
遊歩道というよりは獣道に近い状態のところを歩くことができました。

ただそれが余計に良かったのでしょう。
ダンボールで立派な秘密基地を作って探検したりもしたのでした。
ただ本気でどこにつながっているのかを突き詰めることはしませんでした。

本当に異次元に行ってしまって帰れなくなることをどこかで恐れていたわけです。
特に夕暮れ時はそれを彷彿させるような雰囲気があり逃げるように家路を急ぎました。
もしかしたらそのように感じさせるような見えない原因があったのかもしれません。

振り返ってみても具体的な何かを認識できるわけではないもののその可能性は高いような気がします。
もしかして潜在的にそこで学んでいたことがあったのでしょうか。
宇宙人がそこにやってくるという噂はいささか嘘とも言いきれなかったのかもしれないとも感じます。

ただ面白いことにいつしかぱったりそこには行かなくなってしまいました。
大人に何か言われたわけでもないのに行く気が起きなくなったような記憶があります。
そのあたりにもしかしたら学んでいたことのヒントが隠されているのかもしれません。

少し意識を向けておいてみようと思います。

谷 孝祐
2016.1.28 0:00