一時的に体調は悪くなったものの予定に影響はなく、アイスランド内をレンタカーでまわりました。
朝は今にも雨が降り出しそうなどんよりした雲に覆われていた空も、出発して1時間ほどすると完全に晴れ渡りました。
そんなわけで、南部の自然の中を快適にドライブできました。
滝や最南端のポイントや氷河の入口を訪れました。
視界を遮るものがなく、空気もきれいなのか、かなり遠くまで鮮明に見渡せるのが印象的でした。
20kmくらいであれば楽に見通せるようなイメージです。
首都近郊に人口の60%くらいが集中しているということで、田舎に行くとだだっ広い自然の中に集落があるのみという感じです。
きっとそういうところに暮らす人は基本的に一次産業従事者なのでしょう。
自然と共生しているというよりも、自然の中に間借りしているようなバランスに思えました。
目が良くなる環境というのを定義するならこういうところなのでしょう。
そして、夕方にセルフォスという街のホテルにチェックインしました。
チェックインの時は思っていたよりも清潔感があり好印象でした。
しかし、部屋に入ると微妙に臭いがします。
原因が何かはわからないものの、窓を開けて換気をすることにしました。
外は10℃くらいなので部屋の気温が下がりますが、それでも空気を入れ替えたいくらいでした。
少しすると状況が良くなったのと自分も慣れてきたのか気にならなくなり窓を閉めました。
そして、洗濯をしようとまずお湯の蛇口をひねりました。
そうすると、なんだか臭いのです。
確かめようと手に救って鼻に近づけると硫黄のような臭いがします。
要するに温泉が出てくるという感じだったのです。
これで部屋に広がっていた臭気の原因がわかりました。
といってもこれでは洗濯はできません。
水だけでするには冷たすぎました。
ということで、洗濯は諦めてあとでバスタブにお湯をためて入ってみることにしました。
確かに温泉のようで体も温まり肌も少しスベスベになったのでした。
アイスランドが温泉大国であることは前情報として得ていたものの、海外のホテルの部屋で温泉に入るとは想像したこともありませんでした。
まだまだ、世界には知らないことがたくさんあるということを実感したのでした。
谷 孝祐
2015.9.6 18:57