珍しく遅い時間の電車に乗りました。
確か23:00くらいだったと思います。
ほんの数駅ということもあり通常だったらタクシーに乗ってしまうのですが、たまたまいた場所が駅の近くだったのでその選択になりました。
こんな時間に駅に行ったことも久々で人の多さに驚きました。
ホーム一杯に人が溢れている印象でした。
まるで通勤ラッシュの時間帯のようです。
とはいっても、すぐにこれには理由があることが分かりました。
ちょうど電車の運転が見合わされていたのです。
どうやら人身事故だったようでした。
予定時刻10分ほど過ぎても電車が来ない状況でした。
しかし、放送を聞いていると少したてばくるような感じでした。
そんなわけで待つことにしました。
数分して電車がやってきました。
その電車は当然のように満員で、ホームにいたみんながそこに乗り込むような空気感でした。
なかなか大変なことだと思っていると、すぐに次の電車がやってくるというアナウンスが流れました。
そんなわけで自分は一本見送ることにしました。
しかし、ほとんどの人は慣れているからか無理くり乗り込んでいきました。
その電車がいったあとのホームは深夜らしく閑散とした雰囲気になりました。
そして、すぐに次の電車がやってきました。
それは、ガラガラというわけではありませんが混んでもいないという程度のものでした。
一本ずらすだけでここまで違うのかということが意外な発見となりました。
それにしても、最初の電車に乗り込む人の様子を見ていると、アナウンスが聞こえない意識状態であるかのように感じました。
それが悪いわけではありませんが、一刻も早く帰るということにのみフォーカスが絞られていて、他の情報を入れられないかのようでした。
これは人間誰しもが持ち合わせている性質なので、自分も注意しようと思いました。
フォーカスが絞られすぎている時はリラックスを意識することが重要だということを再確認したのでした。
谷 孝祐
2015.4.28 16:37