不思議な時間感覚 | 3年前のしこうの楽しみ

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気がつけば子どもが生まれてから二週間くらいが過ぎました。
あまり意識していなかったのですが、この間を振り返ると今までに感じたことのない時間の流れ方をしている気がします。
人生で初めての感覚という印象です。

何が違うのか明確な認識はないのですが、あっという間にこの期間が過ぎ去ってしまったような印象が拭えません。
子育てに追われていたとか仕事に追われていたというほどのことでもないのに、一瞬だった感じがしてしまいます。
これは一体なんなのでしょうか。

子どもはあっという間に大人になるという表現も聞いたことがありますが、この実感からそんな感覚になることが理解できます。
このままでいくと自分も将来そんな言葉を使いそうです。
それが悪いことではありませんが、なぜそうなっているのか興味が湧いてきたので、少し考察してみることにしました。

まず、現実の変化以上に時間の感じ方が変わったということは、意識状態に変動があったということが推測されるでしょう。
過去の経験から時間の感じ方が意識のあり方によって動くことは確かです。
では、どのように変動したのでしょうか。

そう考えてみると、心理的に余裕がない状態に近い感じ方であることがとらえられました。
当然といえばそうかもしれませんが、無意識的に気にしていることが増えて、目の前の現象との距離感が近くなっているようです。
また、今にフォーカスしきる力が弱まっているようです。

それが結果的に時間に追われている気分ではないのに、時間に追われている時のような感覚を生み出しているのかもしれません。
これに対して、以前より時間観念に余地が生まれて幅が広がったという視点も持てますが、グラウンディングが弱まるのではないかという懸念もあります。
ひとまず良いバランスを模索してみようと思います。

それとともに、子どもができたことで起きる変化のうち、知覚しにくいものにもフォーカスを当ててみようと感じます。

谷 孝祐
2015.2.18 22:54