ほんの少しですが簿記の勉強をしてみました。
昨年の終盤からなんとなく気になりはじめて、今年になってからそのテンションが上がってきたためです。
おそらく、それはより自分を磨くために必要なことに意識を向けたことがきっかけになっているように思います。
どことなく、今まで通りのスキーやスキューバダイビング、登山といったものだけでは潜在的な煮詰まり感があったのでしょう。
心のどこかで、その打開策を求めていたのかもしれません。
もちろん、それらもさらに高められる要素があることは確かですが、他のベクトルの刺激も必要になってきたのだと推測されます。
そんな中で動機付けのために取り組むメリットを考えていると、お金にまつわるセンスをより繊細かつ確実にするために必要であるという答えが出てきて、次第にやってみたくなったのでした。
そんなわけで、隙間の時間をつかって、15年ぶりに簿記の設問を解いてみました。
それは、会計手順の一連の流れを確認できるようなものです。
つまり、期首の開始仕訳から期末の財務諸表の作成までの作業を基本的な部分だけ抜き取って簡易的に行うようなイメージです。
やり方の説明を読んで復習してから取りかかったので、そんなに難しい感じもなく、多少間違えつつも何とかゴールできました。
そして、それを通して面白いことが分かりました。
明らかに右脳が活性化している感覚があるのです。
会計といえば左脳処理のようなイメージを持っていましたが、それは誤った認識だったのでしょうか。
この活性した感覚は今までにないもので、不思議な感じもします。
それは、頭をつかいすぎて意識が明瞭になったような、右脳が左脳よりも大きくなったような、そんな実感です。
意外な効果が感じられたわけですが、ひとまずこの変化が何につながるのか観察してみたいと思います。
谷 孝祐
2015.1.29 23:52