抵抗を感じるべきタイミング | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

ものごとに抵抗感を感じることは多くの人にあることでしょう。
そしてそれが現実に影響を与えることもありそうです。
例えば、抵抗感によって選択を誤ることは珍しくないように思います。

かつてそのようなケースを目の当たりにすることもありました。
このような場合、本人は誤りだと気づかないことが厄介なように思います。
そんなわけで自分自身も知らず識らずのうちに何かを見誤ってしまうことを否定はできず、気をつけたいと考えます。

先日、原因が明確でない抵抗感とも言えそうな感覚があったのでそんなことをふと思い出しました。
これはなかなかないことです。
自分の場合、通常は明確な対象があって抵抗感があることを知覚するためです。

では、抵抗感が与える影響を減らすにはどうしたら良いのでしょうか。
答えは以前から変わらない、事前に感じるようにするということです。
なので今回は得体のしれないままひとまず感じておきました。

しかし、よく考えれば出てきていないものを事前に感じることは困難ではないでしょうか。
このことに初めて意識が向きました。
事前に抵抗感が認識できるからこそ感じることができるわけです。

そうであるなら、抵抗感が事前に認識できる状態にあること、または事前に抵抗感が感じられる状態にあることが正しい対処と言えそうです。
ではそういった状態を作る条件は何があるでしょう。
すぐに思いつくものを列挙すると、普段から自分の感覚を否定せずに感じていること、未来に起きうることに関してある程度リアリティを感じられること、リラックスしていること、期待や幻想を手放して現実をとらえようとすること、変化には抵抗感がつきものであることを認識すること、あたりでしょうか。

こう考えていると、今回のぼんやりした抵抗感の原因がとらえられてきました。
それはかなり先に起こりうる事象についてでした。
確定していないにもかかわらず感じることができたわけです。

抵抗感が出るということは、現実的に確定していなくてもどこかの領域では確定しているということなのでしょうか。
それはさておき、もしかしたら以前よりも抵抗感を早く認識できるようになったのかもしれないと思ったのでした。

谷孝祐
2014.10.27 17:17