微かな抵抗の大きな影響 | 3年前のしこうの楽しみ

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来年の企画を具体化しようと考えました。
そこで、始めてすぐに気づいたことがありました。
それはなかなか決まらなくなってしまった原因でした。

つまり数ヶ月、右往左往してしまった理由です。
どうやらいつの間にか意図せざる軸が影響を与えていたようです。
それ自体が問題というわけではないかもしれません。

それは一般的には重要な価値観です。
しかし、今年の企画を考えた時に軸とした、本当にすべきことをしようという意図からは外れてしまう可能性があります。
この軸を再確認せずに来年の企画を考え始めたことにも原因があったでしょう。

来年どうしようかという安易な出発点になってしまっていたのです。
そのせいか、いつの間にか中途半端な立ち位置での発想になってしまっていたのでしょう。
そして感覚よりも思考優勢での思索になってしまっていたようです。

そのブレを生み出した意図せざる軸とは、企画に人が集まるかどうかということです。
言い換えるなら、興味を持つ人が十分にいるかとか、必要と感じる人がどのくらいいるかという発想です。
端的にいうなら、ニーズがあるかということです。

そして、集まらないことに恐れが感じられるわけではないのに、こういった影響を受けるということは、なぜかと疑問に思いました。
そして分かったことは、集まるかどうかについて明確な立ち位置が決まっていないということでした。
本音では中途半端に集まってしまうことを避けたいようでした。

しかし変なもので、これが明確になると避けたいことでもなくなってしまいました。
人数が中途半端でもやるべきことをやることに変わりません。
特段、効率が悪いと感じるわけでもなく、なぜだかそれで腑に落ちてしまったのでした。

それは、きっと効率重視だった過去の残骸のような固定観念だったのでしょう。
そういった今となっては些細な遺産が、案外大きな影響を与えるものだと実感しました。

細かな固定観念にも影響が具現化する前に意識を向けてみようと思いました。

谷孝祐
2014.10.16 16:16