失われた食欲 | 3年前のしこうの楽しみ

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帰国して2日弱ほどたって、自分の体の状況がとらえられてきました。
良いのか悪いのかわかりませんが、大きく変化したようです。
それは特に食べることに出ています。

今までであれば、日本に帰ってくると食べたいものがあるのですが、あまりそういう気持ちも出てきません。
美味しいものであれば食べたくなるだろうと思っていましたが、そうでもないようです。
食事のペースや食べる量は、中央アジアにいた終盤とほとんど変わりません。

食欲自体がないようです。
かといって食べたくないというわけでもありません。
そして、疲れは溜まっているものの、体調が悪いというわけでもありません。

胃が膠着しているのでしょうか。
消化に時間がかかっているようです。
だからなのか、あえて食べることにエネルギーを使わなくてもいいかという心持ちです。

なんとなく食べたいという欲求と自分が完全に切り離れたような感覚です。
食べるという行為に主観が関係しないイメージで、この新たな感覚は今まで体験したことがないからか不思議で面白くもあります。
食べるかどうか、食べるなら何がいいかということが、客観的処理に移行してしまったようにも思えます。

つまり、食べたいから食べるという論理が成立しなくなっているのです。
それと関係するのか、嗜好も変わっているのかもしれません。
美味しいものでもお肉は避けたいし、牛乳もイマイチな印象です。

どうやら脂身や脂肪分を体が欲さないようです。
油脂の香りも避けたい感じです。
糖分もほとんど欲さなくなりました。

健康的な習慣が身についたような、単純に疲れているだけのような、どちらとも評価できない印象です。
ただ悪い状態にはあまり思えません。
望ましい身軽感があるのです。

ひとまず元に戻っていくのかどうか経過をみつつ、この変化の受け取るべき要素を見極めていきたいと思います。

谷孝祐
2014.10.10 8:54