完全アウェイのパーティー | 3年前のしこうの楽しみ

3年前のしこうの楽しみ

ブログの説明を入力します。

とあるパーティーに参加しました。
なかなかタイトな予定の中で参加を迷いましたが、誘われる機会もあまりないので行ってみることにしました。
あるお祝いの席であり、もちろん声がかかった以上できるだけ参加したいという気持ちもありました。

規模やどのような人が参加するのかをあまり知らないまま会場に向かいました。
着いてみると思ったよりも人数が多く、200人以上はいたように思います。
あまり普段会うことのないような人が集まっていて、最初からなかなか雰囲気を楽しむことができました。

ウェイティングスペースで飲み物とカナッペをいただきながら待っていると、主催者の挨拶があり開宴しました。
そして宴会場に入り、食事が始まりました。
品数は少なく2品とデザートでした。

まずはレンズ豆のスープにラングスティーヌが入ったものでした。
そしてメインはビーフテンダーロインのロッシーニ風でした。
そこまで期待もしていませんでしたが、かなり本気度の高いお料理でした。
宴会の料理とは思えないほどの完成度で、どちらも非常に味わいのバランスが良かったです。
口の中でのハーモニーが抜群で、正直に驚きました。
料理人の想いが伝わってくるようでもありました。

デザートもそれに続く素晴らしいものでした。
しかし、他の参加者はそこまで感銘を受けた様子でもなく、あまり料理のクオリティーに意識が向いていないようにも見受けられました。
このようなスタイルの食事に慣れていないのかもしれません。

それはそれで楽しんでいるので悪いことではありませんが、そういうこともあるのだということを実感しました。
目の前にある上質なものを受け取るにはそれなりの経験と対象と真摯に向き合う心構えが重要なのだと思いました。

それでも主催者のホスピタリティーが心に染み入る、記憶に残る体験となりました。

谷孝祐
2014.6.19 18:09