完全封鎖の事故 | 3年前のしこうの楽しみ

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スパトリートメントも受けられて、この旅の流れがやっと良くなってきたように感じたのも束の間でした。
翌日、予定では8:30出発でしたが、30分弱遅れてしまいました。
少し雑務が立て込んで、多少遅れても問題はないという認識でした。

しかし、これがまずかったようです。
出発して高速にのって少し走ったところで渋滞になりました。
渋滞の間をぬってパトカーや消防車が走っていくので、事故であることがわかりました。

それでもゆっくりと進んでいたのですが、やがて完全に動かなくなってしまいました。
それは、助手席から事故現場が伺えるくらいの距離のところでした。
どうやら事故処理が始まったようで、道は完全封鎖になりました。

窓を開けるとガソリン臭かったので、引火の危険を考えてのことだったのでしょう。
結果的に1時間半の立ち往生となりました。
はじめは呑気にその状況を受け入れて椅子を倒して休憩していました。
朝早かったので、体力の回復を試みたのです。

しかし、次第にこの状況から意味を見出すのであれば何かということに意識が向きました。
ありのまま状況を受け入れることも重要ですが、そこから必要なエッセンスを学び取ることも価値のあることだと考えたのです。
明らかなことは、予定時間に出ていればこのようなことにはならなかったということです。

確かにやっていた雑務はやらなければなりませんが、夜に後回しするという選択も不可能ではありませんでした。
キリが良いところまでやってしまうという習慣が裏目に出たようです。
良い流れに乗っていくには、決めた時間に出ることの方が重要だったのかもしれません。

少なくとも、冷静に優先順位をつけるのであれば、作業を中途半端でも後回しにすることが妥当だったのでしょう。
そういうわけで、よりシビアに優先順位を守ることが求められているように感じたのでした。

今この瞬間に優先すべきことをしっかり意識し、決めた予定通りに行動することで良い流れを守ろうと思ったのでした。

谷孝祐
2014.3.13 17:39