ベルリンの春巻き | 3年前のしこうの楽しみ

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ベルリンにて中華料理を食べに行きました。
ホテルのスタッフに、近くて美味しいところを聞いて、予約してもらいました。
そこは歩いて5分くらいのところにありました。

繁華街というよりはオフィス街のイメージで、最初は道を間違えたかと思いましたが、同じ並びに飲食店らしいお店は他になく、奥まで歩くとすぐに見つかりました。
一歩店内に入ると、そこは別世界でした。
確かに中華料理店といえばそうですが、そうとも言い難いアジアンな雰囲気でした。
中国っぽく仕上げたベトナムの雰囲気とでも形容しましょうか、見た目は確かに中国風なのですが感じられる雰囲気が東南アジアのような感覚なのです。

そしてスタッフも中国人とは言いきれない感じのアジア系でした。
そして、その空間にいるお客さんは、おそらくドイツ人のみという状況でした。
予想外だったのは、ほとんどドイツ語しか通じないことです。

ドイツ語のできない外国人は全くこないのでしょうか。
店員さんは全てドイツ語で話しかけてきます。
ドリンクのメニューもドイツ語のみでした。

そして、メニューに載っていないオススメまで教えてくれました。
食べ物は英語も小さく併記されていたので、問題なくオーダーはできました。
注文したものは、春巻きと汁そばでした。

当然、先に春巻きがやってきましたが、少し驚かされました。
ミートパイの雰囲気の春巻きなのです。
通常で考えられる大きめの春巻き5本分くらいが、1本として出てきました。

中の具は、もやしとニラでそれなりに美味しかったです。
ただ、春巻きというものの固定観念を確実に崩されました。
そのあとやってきた汁そばは、春巻きほどの衝撃はないものの、味はフォーのような感じで、大きさは3人前くらいあったように思います。

お得感があるといえばそうですが、半分も食べきることができませんでした。
なかなか普段の感覚を崩される面白い体験でした。

谷孝祐
2014.3.10 6:34