その日に合わせる服装 | 3年前のしこうの楽しみ

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今回のズボンの一件で気づいたことがありました。
それは自分の普段着に関してです。

小さい頃からそうですが、汎用性の高いベストスタイルを決め込む傾向にあるようです。
そうすることで、毎日のように何を着るか考えなくて済むというメリットがあります。
もちろん、TPOに合わせることは考えますが、それは日常的なことではありません。

普段はあまり服装を意識しなくても良いように意識して過ごしてきたともいえるかもしれません。
結果的にスタイルが変わらず、身近な人から見てこの人はこんな服装というマーキングになっている可能性はあるでしょう。
それが、もしかしたらセルフイメージにも影響を与えているかもしれません。

それくらい自分の確固たるスタイルが決まっていると言えば恰好いいですが、今回、それはある種の怠慢とも言えなくないかもしれないと気づいたのでした。
それに従っているためか、便利なことに年を追うごとに季節への体の順応が早まっていて、年中似たような格好でもあまり支障がありません。
寒くてもせいぜい一枚羽織るものが増えるくらいです。

これを良しとしてきたわけですが、季節感が極めて少ないのは確かでしょう。
だからと言って突然着る服の枚数を増やすということはありませんが、服装が固定的な状況にあることは確かです。
おそらく、自分の生活の中では極めて変化の少ない部分のように思います。

確実に言えることは、自分の予定よりも固定的なルーティーンになっているということです。
日々過ごす場所が変わる生活において、ユニフォームのように決まりきった服装は安定するために必要だったのかもしれません。
しかし、それは感覚への刺激がその分少ないことも意味するでしょう。

そして、その助けを借りずとも安定していられるようになってきたから、今回の気づきが起きたとも推測できます。
ズボンの微妙なスタイルチェンジから、その日という瞬間に合わせたスタイルを意識していければと思います。

それでも大きな変化は見えにくいかもしれませんが、これは個人的には案外自信のないチャレンジかもしれません。

谷 孝祐
2014.1.21 9:40