コントロールの始まりは相手に期待すること。
そして相手の責任を自分のものとすること。
なぜなら、、、
相手に期待するのは潜在的な要求だから。
それだったら素直に要求した方が相手も断りやすい。
暗に要求されると無意識に期待に応えようとしてしまう。
なぜなら、、、
相手の責任を受け持つのは相手より上に立つことだから。
相手にはその能力がないということを暗に伝えている。
そして結果的に依存させてしまう。
もちろん相手に問題がないわけではない。
けれどそれを助長してしまっていることもまた事実。
そうして共依存を形成していく。
ある意味ニーズが合致しているのでそれはそれで幸せかもしれない。
けどそれは幻想。
いざ相手が自立しようとする時、
コントロールする側は何とかそれを阻止しようとする。
でも相手がより依存的になる時、
コントロールする側は面倒くさくなって自立を願う。
自己都合といえばそれまで。
自分は変わらなくていいように相手を適度な位置におさめようとする。
でもこういった潜在的なやり取りは悪いことでもない。
あくまで一般的にはありきたりのこと。
度がすぎなければよくあること。
だからこそ注意が必要。
自分がコントロールしないように。
自分がコントロールされないように。
なぜならその中にいると自分を見失いやすいから。
自分らしく生きられなくなってしまうから。
それでも多くはコントロールの魅惑にはまっている。
2013.12.10 00:42 谷孝祐