時代は動き出したのか | 3年前のしこうの楽しみ

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ここ最近、本当に変化の時代がやってきたのかもしれないという感覚があります。
何か具体的な一つの出来事に起因している感覚ではなく、何となくそう感じるというレベルのものです。

しかし、なぜそう感じるのかということに意識を向けると、人との会話の中で感じる相手の変化だったり、メールなどのやり取りで垣間見る起きている事象だったり、新聞などから感じるマクロな動きだったり、という複合的な要因のように思います。

実際に良くなっているように見えることもあれば、悪い方向に向かっているように見えることもあります。
悪い方に向かっているように見えると言っても、それは課題が押し寄せてきているという意味であって、本質的には良い方向に向かっているように見受けられます。

ただ、それは主体者にとっては知覚し難いことかもしれません。
つまり、その渦中にいる人にとっては、本当に悪い方向に向かっているようにしか思えない可能性があるということです。

今まで、見ないことにしてきたことや、改善できずにきたことが多ければ多いほど、そのようになりやすいでしょう。
このような状況の時は、反応的に動かないことが重要です。

精神的に厳しくて逃げ出したくなったり、すべてが間違っているように思えてやめたくなったり、重大な欠陥があるように思えて抜本的改善を行いたくなったりするものですが、そのような衝動が出てきても一旦立ち止まって考えることが必要です。
このような場面での衝動的行動は、功を奏する確率が非常に低いものです。

厳しいと感じるなら、その厳しさを味わうくらいスピードダウンするくらいが、ちょうど良いペースなのかもしれません。
それが、次々に押し寄せてくるものに飲み込まれない秘訣かもしれません。

これは、当たり前のことのように思われるかもしれませんが、重要であり、状況が良い時にも同じような注意が必要であることがポイントです。
つまり、良くなっているように見える時も、同様であるということです。
むしろ、注意力が散漫になりやすいことから、そちらの方がさらに注意が必要かもしれません。

そのように考えると、両面が現象として見受けられるというのは、本当に変化が起きていると考えられる可能性が高いように思います。

2013.8.21 16:15 谷孝祐