暖かくなったとおもったら、もう初夏の足音が聞こえてきます。
最近つばめの鳴き声が大きくなって、すぐそこまで飛来してきます。
どうやら毎年ここで巣作りをおこなっている“先住民”なんでしょうね。
いままで空き家だったのが、今年は新参者が現れて状況が少し違うなと思っているんでしょうかね
最初は近づくと逃げていきますが、だんだん慣れてきてでんと居座るようになります
DIYリノベの為の作業場の天井が巣作りの定位置なんでしょうね。糞の数が次第に増えていきます
作業場での糞害はいただけませんが、つばめの巣つくりはポジティブなことらしいので、新参者としては温かくみまもることに
『糞は後で掃除するから、しっかり害虫を食べてくれ』と祈ることにします。
驚いたのはその巣作り
朝からの突貫工事で、あっという間に巣らしきものが完成していきます。器用にわらと土をこねて巣作りを進めていきます
これって、土壁
すごいですね。思ったのですが、昔からの土壁ってつばめの巣をヒントにしているのではないでしょうか。手軽に入手できる素材で、安く効率よく強度のある壁を作る方法として。
難点は耐久性で、何十年と使うとボロボロと埃が出るようになってしまうので、毎年作るつばめと違って、人間の家はメンテナンスしないといけません
という訳で、その土壁は現在漆喰に塗り替え中です
古い土壁の上に漆喰を塗ります。果たしてうまくいくのか