京都の心理カウンセラー・田中テンメイのブログ -814ページ目

「人間万事塞翁(さいおう)が馬」ですもの!

心理カウンセラーのテンメイです。

中国のことわざに「人間万事塞翁(さいおう)が馬」と言うのがあります。
日本のことわざなら「禍(わざわい)転じて福となす」がコレに近いのでしょう。不幸と思っていたことがラッキーになったり、その逆だったりすることを表しています。

就職試験に落ち続けた結果、自分で事業を起こして成功したが、ある日、突然、製品に欠陥が見つかる。リコールで事業存続も危ない会社の危機。とにかく丁重にお詫びしながらリコールに対応する。その謙虚で一生懸命の姿勢が好感を呼んで、会社は更なる発展を……、と幸と不幸が連鎖していく。

恋愛も然り。恋人に振られたから自分の欠点に気づくこともあります。でも、それを感謝する心があれば、次は大丈夫、かも?その欠点を知っているからあなたは以前より魅力的なはずです。

他人に迷惑をかけない自分流逆発想を毎日、ひとつ創作してみませんか?
悩んでいることが、別の視点で見えたら、ちょっと変わるかもしれませんよ。今日のアンラッキーは、明日の幸せ、と、思ってみるのもイイかも!!

「うつ」とカウンセリング…その(2)

心理カウンセラーのテンメイです。

前回の続きです。

サラリーマンが「うつ」になる要因のひとつに、仕事量の多さがあります。
現代社会は、スピードと情報が超がつくほど早くなっています。これに、組織の人間関係や責任がかぶさってきて、自分自身の中で対応しきれなくなってしまうことがきっかけになるケースもあります。

責任感の強い、真面目な人がある日突然に何もかも投げ出したくなる気持ちに変化する。非常によくあるケースです。でも、周囲が注意していると前兆みたいなモノは感じられます。

「忙しそうにしている」「睡眠不足」「寝つきが悪い」「早く目が覚める」
「笑わなくなった」「食欲不振」「ボっーとしている時がある」「口数が減る」「感情が見えない」、etc…。

前兆は色々ありますが、身近な人が気をつけて見ていると解かるケースが多いです。会社の中では本人も「演技」が出来ますので、どうしても症状が進んで初めて気がつくケースになります。

「うつ」はお医者さんでお薬を手に入れるのが、回復への早道です。
同時にカウンセリングで、心情を吐き出すのも気分的に軽くなります。特に自己責任を強く感じていられる方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてください。自分を責める人、組織に文句を言う人、他人のせいにする人、中には社会のせいにする人など色々です。でも、思っていることを言葉にして吐き出してください。

何回かカウンセリングを続けると、気持ちが変わります。どう変化するかは、個々によって時期もスピードも違いますが、すっきりとしてきたという方は整理、判断する気力が少しずつ戻って来ている証です。

病気を受け入れる気持ちも、ひとつの方向だと考えてみては?

「うつ」とカウンセリング…その(1)

心理カウンセラーのテンメイです。

昔に較べて「うつ」に関する情報が増え、職場や家庭での理解度も一部の方々には高くなっています。それでも現実は、サボっているとか怠けていると言う声がなくなりません。本当に「うつ」の方には辛い話です。

改めて申しますが「うつ」は正しい治療をすると治る病気です。
お医者さんの指示に従って、お薬をきちんと服用してください。状況に応じた薬の量や種類で快方に向かいます。

さて、本題に入りますが「うつ」にカウンセリングは効果があるのでしょうか?私の経験を踏まえて話しますと、正しく薬を服用しているなら、効果はあります。ただし、カウンセリングだけで「うつ」が治ることは、極めて稀なケースです。(ほとんど無いかも)

思うように行動できないもどかしさや、自分を責めること。そのほか、
原因になっている問題をカウンセリングを通じて、見つめ、新たな方向を発見するなど、プラスに働くことが多くあります。少しずつ、あせらずにカウンセリングを続けてください。即効性はありませんが、回数を重ねるほどに心が軽くなっていきます。

全てを吐き出すと気持ちがラクになります。カウンセラーは守秘義務を持っています。決して誰にも喋りません。安心して思っていることを話してください。どんなに小さなことでも、つまらないと思っていることでもOKです。

「うつ」の辛さ、苦しさをに我慢しているあなた。
頑張らなくてもいい時間をカウンセリングで持ってみませんか?

今日はここまでにします。
また今度、日記に書きます。

ゆっくり喋る人は信用される?

心理カウンセラーのテンメイです。

今日は「声」に関してのお話。

会議などで重要なことや、契約の話をするときは、出来るだけゆっくりと話すようにしましょう。さらに低い声なら理想的です。
早口、かん高い声で話をすると、内容はともかく、その人を信用したり、話の重要性がなぜだか浮ついて聞こえます。

ある著名人の講演ですが、会場がざわついていて、なかなか静かにならなかったそうです。でも、彼はそんなことを気にもかけずに定刻通りに話し始めました。いつもより小さな声で、ボソボソと低い声で何を言っているのかをワザと聞き取りにくく演出したそうです。すると、会場全体が徐々に静かになり、彼が何を話しているのかを真剣に聞く態度に変化していきました。

静かになれば、あとは、もう彼のペース。無事に講演は終了し、内容もお客さまに理解されたそうです。

コレ、普段でも応用できます。
会議の席で重要なことは、いつも以上に「間」を持ってゆっくりと喋ってみましょう。その他の話は普通にするなどして、会話リズムにアクセントを入れると、結構上手に話が伝わります。

さらに応用するならデートやプロポーズに。
ゆっくりと低い声で喋ると、恋人は真剣に聞いてくれます。
まぁ、常識的に早口、かん高い声のプロポーズは、ちょっと引きますものね。ムードもないし。
上手くいくことを祈ってます!

こんなカウンセラーにはご注意を!

心理カウンセラーのテンメイです。

カウンセリングの看板を出しているところはたくさんあります。
でも、内容はさまざまです。普通は相談者の依頼内容により、その人に最も合った方法を取るのが本筋ですが、自分の得意としている方法を押し付けてくる方もいるそうです。

・何でもかんでも「催眠」を使う人。
・カウンセリングの広告だと思ったら、金融関係だったりして。
・初めてなのに、いきなり10回分の予約券を売ってきたりして。
・カウンセラーが自慢話ばっかりするところ。
・電話で問い合わせても料金がはっきりしないところ。
・同じ組織なのにカウンセラーによって値段が違うところ。
・電話で質問したら怒るカウンセラー。
・とにかく来てくれとしか回答しないところ。
・携帯が連絡先というのはどうなんでしょう?
・若いカウンセラーは、個人的にはちょっと不安かも?
・相づち、ばっかりのもどうでしょう?

カウンセラーは、その気になれば誰にでもできます。ひょとすると近所のご隠居さんや、飲み屋のママさんの方が変なカウンセラーよりずっとお上手かもしれません。
ただし、継続は難しいです。プロではないので、お手上げ状態になったり、
相談から逃げたりもアリです。
カウンセラーとの、相性はやっぱり大切です。いくら有名だったりしても、
あなたに合わなければ、相談している意味がありません。

回答を求めるのではなく、いろんなカウンセラーを試してみるのも、回答に
近づく早道かもしれません。なんたって、お金出しているのは、あなたなんですから!