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息子が生まれてからの物語149話目
陽明学はその中でも、
「良心を生きる、心身を修める」
実践・行動を重んじる学問だ。
その陽明学を紹介している本
『王陽明と儒教』(井上新甫氏著)を読み、
改めて息子の凄さを知ることになる。
『王陽明と儒教』井上新甫氏著(致知出版社)
私は試したことはないけれど「黙養(もくよう)」という修行があるそうだ。まず一日黙して一語も発しない。ついで三日黙する。それができたら三カ月黙する。ついに三年黙して一語も発しない。三年黙していられればたいへんな人物だという。人間、生まれれば「オギャー」と呱々(ここ)の声をあげる。声をあげるのは生命、必然のやむにやまれぬ要求だから、物をいわぬは相当、苦しいにちがいない。三年黙するというのは難行であろう。
息子は「黙養」という
難行をしていたんだ!
続く。
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