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はじめまして。私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

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息子の誕生・少し焦った

 

 

  息子が生まれてからの物語73話目

 

 

息子が5歳のある晩、

私が帰宅前の出来事。

 

 

妻が息子をお風呂に入れているとき、

首の下の気管切開した場所に入れた

カニューレという短い管に痰が詰まりはじめた。

 

 

妻は息子と一緒にお風呂から上がり

新しいカニューレに交換するため

準備しようとした。

 

 

その間にも

 

息子は

呼吸しにくい状態が続き

苦しくて自分で

カニューレを抜いてしまった。

 

 

息子はパニック状態で泣くので

気管孔がふさがり、

ますます呼吸できない。

 

 

息子はもがき苦しみながら、

藁をもつかむように、

妻が手にした新しいカニューレを

とっさにつかみ

投げ捨ててしまった。

 

 

妻はカニューレがどこにいったかわからず、

 

「救急車呼んで!」

 

娘にと叫んだ。

 

 

小学一年生の娘が119番に電話する。

 

 

 

息子の顔は青ざめ、

唇は紫色。

 

苦しくて気管孔周辺を

かきむしる。

 

失禁する。

 

 

続く。

 

 

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